福島原発事故 東電テレビ会議49時間の記録 の感想
参照データ
タイトル | 福島原発事故 東電テレビ会議49時間の記録 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784000246866 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » エネルギー » 核・原発問題 |
購入者の感想
読み終わっていない段階でレビューしている点をまずお断りしておく。
朝日新聞記者2名による労作であり、あの福島第一原子力発電所(以下1Fと記す)事故での
テレビ会議における遣り取りを記録されて東電が発表している分を全て書き起こした労作である。
敢えて、記者のコメントを載せず、読者に判断を委ねる本なので
エネルギーが必要だが、電力会社経営と1F事故を考えねばならないなら
有権者・納税者として当然のプロセスがこの本を読むことで自然と経ることになる。
東電の嫌がらせとしか思えない記録妨害作業(メモ取しかテレビ会議の遣り取りを記者が記録できない)にめげず
やり切った二人の記者と担当編集者には心から敬意を表したい。
事故直後の記者会見でフリージャーナリストに比較して
質問に鋭さが欠けると批判されてきた大手メディア記者の意地が炸裂した一冊である。
後書きにその気持ちがにじみ出ている一文があるので紹介する。
「福島原発事故の深刻さを鑑みれば、この’テレビ会議映像記録’は東電のものではない。私たちのものだ。
ここに本来の持ち主にこれを還す。」
著者二人そして担当編集者にはこう申し上げたい。
「本当にご苦労様でした。有権者・納税者として期待するので、今後とも情に報いる情報を
道に報いる報道の人間として提供し続けて下さい」
朝日新聞記者2名による労作であり、あの福島第一原子力発電所(以下1Fと記す)事故での
テレビ会議における遣り取りを記録されて東電が発表している分を全て書き起こした労作である。
敢えて、記者のコメントを載せず、読者に判断を委ねる本なので
エネルギーが必要だが、電力会社経営と1F事故を考えねばならないなら
有権者・納税者として当然のプロセスがこの本を読むことで自然と経ることになる。
東電の嫌がらせとしか思えない記録妨害作業(メモ取しかテレビ会議の遣り取りを記者が記録できない)にめげず
やり切った二人の記者と担当編集者には心から敬意を表したい。
事故直後の記者会見でフリージャーナリストに比較して
質問に鋭さが欠けると批判されてきた大手メディア記者の意地が炸裂した一冊である。
後書きにその気持ちがにじみ出ている一文があるので紹介する。
「福島原発事故の深刻さを鑑みれば、この’テレビ会議映像記録’は東電のものではない。私たちのものだ。
ここに本来の持ち主にこれを還す。」
著者二人そして担当編集者にはこう申し上げたい。
「本当にご苦労様でした。有権者・納税者として期待するので、今後とも情に報いる情報を
道に報いる報道の人間として提供し続けて下さい」