帝王学 「貞観政要」の読み方 (日経ビジネス人文庫) の感想

著者自身がP.193に「解説書でも研究書でもなく、貞観政要の一読者であり…」と記載があり、
判りやすく結論を述べられているような、帝王学を学べる本ではない。
原文を中途半端な訳と著者の私的見解を、１９８３年時代でも使わないような、難しい言語で解説されており、
どうでもいい、著者の例え話が多く、
「貞観政要」に記載があるかもしれないが、そこはこの本で文章にして触れなくても良いだろうという箇所の記載が目立つ。
私的意見を述べると記載された本のわりに、結論が記載されていない箇所もあり、
読み物としては、最低レベルと私的見解です。

解説の箇所の「守屋洋さん」の説明は素晴らしいと思います。