混沌(上) 新・金融腐蝕列島 (角川文庫) の感想

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参照データ

タイトル混沌(上) 新・金融腐蝕列島 (角川文庫)
発売日2013-08-13
製作者高杉 良
販売元KADOKAWA
JANコード登録されていません
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購入者の感想

本シリーズも金融再編に突入し、メガバンクの誕生です。
三和、東海、あさひ銀行の統合を扱っています。
組織内のサラリーマン小説として、一気に読まずにいられなくなるところは、さすがです。
前作から、主人公竹中治夫の個人的な女性関係が強く出て、ドキュメント性が薄れて、少し残念です。

題材となった銀行の統合問題は、最早遠い昔話のように思えてしまいます。
大手町の三和銀行と協和銀行があった大手町の銀行街は、銀行の再編とともにすっかり様変わりしました。
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