あと千回の晩飯 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫) の感想
参照データ
タイトル | あと千回の晩飯 山田風太郎ベストコレクション (角川文庫) |
発売日 | 2011-12-22 |
製作者 | 山田 風太郎 |
販売元 | KADOKAWA |
JANコード | 9784041000564 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆 |
購入者の感想
大好きな作家のひとりだ。小説はたぶん全部読んでいる。エッセイも半分くらいは読んでいるが、本書は数少ない未読本だった。
晩年の筆者が闘病や食事について語る。普通なら読む気にならないような内容だけど、この人が書くと何やら妙に面白いのだ。
小説がやたらと面白い人はエッセイも面白い。エッセイが面白い作家といえば、筒井康隆もそうだな。
人間を突き放して観察する感じが似ているかも。
江戸川乱歩の葬式レポートが興味深い。参列者のほとんどが愛読作家や知っている名前だ。
死を見つめ老いを語る文章なら暗くなりそうなものだが、ひょうひょうとした明るさを感じる。
洒落者は最後までお洒落だった。晩年はこのように過ごしたいものだ。
晩年の筆者が闘病や食事について語る。普通なら読む気にならないような内容だけど、この人が書くと何やら妙に面白いのだ。
小説がやたらと面白い人はエッセイも面白い。エッセイが面白い作家といえば、筒井康隆もそうだな。
人間を突き放して観察する感じが似ているかも。
江戸川乱歩の葬式レポートが興味深い。参列者のほとんどが愛読作家や知っている名前だ。
死を見つめ老いを語る文章なら暗くなりそうなものだが、ひょうひょうとした明るさを感じる。
洒落者は最後までお洒落だった。晩年はこのように過ごしたいものだ。