数学II・B入門問題精講 の感想
参照データ
タイトル | 数学II・B入門問題精講 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 池田洋介 |
販売元 | 旺文社 |
JANコード | 9784010345214 |
カテゴリ | ジャンル別 » 教育・学参・受験 » 高校教科書・参考書 » 数学 |
購入者の感想
総評としては高校数学入門書の新基準となりうる良書である。勉強する単元の講義から始まり練習問題→応用問題という構成となっており、練習問題前半は教科書例題レベルを中心に扱っているが後半からは教科書章末から入試基礎レベル、応用問題は(簡単な)入試標準レベルの問題も含まれ、侮れない網羅性を持つ。特に図形と方程式、三角関数、数列、ベクトルはなかなかのレベルまで網羅しており、微積も数3の微積にスムーズにつなげられるように配慮されてある。
1A版と一緒に本書の内容を「完璧に」理解していればセンター7割前後、具体名は避けるが下位国立大学、中堅私大の入試なら合格点を確保できるだけの地力を身につけることができるだろう。(ただし1A版はなぜか全く理解できないが1A最重要単元である整数分野の記述が無いので別途他書で補う必要あり。)
対象としては先取り学習したい(中高一貫校の)中学2-3年、高校1-2年生、定期テスト以外まともに数学を勉強したことのない受験生の最初の一冊として最適。しかし本当に読んでもらいたいのは十分に理解することを怠り、姉妹書の標準問題精講や1対1の数学・青チャート等でいたずらに解法暗記に明け暮れるも模試等でイマイチ結果に結びつかないそれなりに勉強を進めているはずの受験生・浪人生である。共役複素数とは何か?軌跡とは何か?微分するとは何か?ベクトルとは何か?これらを中学生の時の自分に説明して納得してもらえる自信はあるだろうか。もし言葉に詰まりそうであれば急がば回れということで本書に目を通すことを勧める。
1A版と一緒に本書の内容を「完璧に」理解していればセンター7割前後、具体名は避けるが下位国立大学、中堅私大の入試なら合格点を確保できるだけの地力を身につけることができるだろう。(ただし1A版はなぜか全く理解できないが1A最重要単元である整数分野の記述が無いので別途他書で補う必要あり。)
対象としては先取り学習したい(中高一貫校の)中学2-3年、高校1-2年生、定期テスト以外まともに数学を勉強したことのない受験生の最初の一冊として最適。しかし本当に読んでもらいたいのは十分に理解することを怠り、姉妹書の標準問題精講や1対1の数学・青チャート等でいたずらに解法暗記に明け暮れるも模試等でイマイチ結果に結びつかないそれなりに勉強を進めているはずの受験生・浪人生である。共役複素数とは何か?軌跡とは何か?微分するとは何か?ベクトルとは何か?これらを中学生の時の自分に説明して納得してもらえる自信はあるだろうか。もし言葉に詰まりそうであれば急がば回れということで本書に目を通すことを勧める。