大橋巨泉「第二の人生」これが正解!―人生80年時代「後半生」を楽しく生きるための10の選択 の感想
参照データ
タイトル | 大橋巨泉「第二の人生」これが正解!―人生80年時代「後半生」を楽しく生きるための10の選択 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 大橋 巨泉 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784093882965 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
「第二の人生」がテーマ。著者が79歳時点の作品。
本書は、
20年以上セミリタイアを実践した著者が、人生を振りかえりながら、これからの時代にあったリタイヤメントの
送り方から、心構えについて、解説している。
タイトルの「『第二の人生』これが正解!」とは、リタイヤを決心した時点からの考え方を修正してまとめたもの、
という意味である。なお、著者は、1990年に50歳代半ばでセミリタイアを宣言してすべてのレギュラー番組を降板し、
表舞台から姿を消している。
内容は、
第1:人生哲学、
第2、3章:セミリタイヤの条件、資金、パートナー、
第4:決断と実行のタイミング、
第5、6、7、8、9、10:健康、家族計画、居住地、趣味、友人
第11章:まとめ、
からなる。
本書では、
人生の後半をエンジョイするためには、「健康」、「パートナー」、「財政」、「趣味」の優先順位があるとし、これを
実現するための前提条件として、「自分たちの名義の家」、「100万ドルのキャッシュ」、「長期的な投資やビジネス」、
が必要であるとしている。著者は1990年にセミリタイヤしているが、変化点として、「財政」は社会情勢に左右されるために
今や30代から準備を始めるべきとし、「趣味」より優先している。
さらに、セミリタイアを充実させるために、現役時代は悔いのないように稼いで財政形成をしていくべきだが、50歳以降は
ガムシャラはやめたほうがいい、と著者は提唱し、この点については同意する。
しかしながら、「パートナー」に関しては、「この女とは無理だと思ったら、即離婚してやり直したほうがいいと今でも
確信している。そうしないと悲惨な後半生になる」との著者の考えは以前からぶれておらず、この意見に対しては、
今後の社会通念の変化を踏まえての課題ではなかろうか。
著者も述べているが、本書は、人生の後半をどうするかというテーマの参考資料となる。
本書は、
20年以上セミリタイアを実践した著者が、人生を振りかえりながら、これからの時代にあったリタイヤメントの
送り方から、心構えについて、解説している。
タイトルの「『第二の人生』これが正解!」とは、リタイヤを決心した時点からの考え方を修正してまとめたもの、
という意味である。なお、著者は、1990年に50歳代半ばでセミリタイアを宣言してすべてのレギュラー番組を降板し、
表舞台から姿を消している。
内容は、
第1:人生哲学、
第2、3章:セミリタイヤの条件、資金、パートナー、
第4:決断と実行のタイミング、
第5、6、7、8、9、10:健康、家族計画、居住地、趣味、友人
第11章:まとめ、
からなる。
本書では、
人生の後半をエンジョイするためには、「健康」、「パートナー」、「財政」、「趣味」の優先順位があるとし、これを
実現するための前提条件として、「自分たちの名義の家」、「100万ドルのキャッシュ」、「長期的な投資やビジネス」、
が必要であるとしている。著者は1990年にセミリタイヤしているが、変化点として、「財政」は社会情勢に左右されるために
今や30代から準備を始めるべきとし、「趣味」より優先している。
さらに、セミリタイアを充実させるために、現役時代は悔いのないように稼いで財政形成をしていくべきだが、50歳以降は
ガムシャラはやめたほうがいい、と著者は提唱し、この点については同意する。
しかしながら、「パートナー」に関しては、「この女とは無理だと思ったら、即離婚してやり直したほうがいいと今でも
確信している。そうしないと悲惨な後半生になる」との著者の考えは以前からぶれておらず、この意見に対しては、
今後の社会通念の変化を踏まえての課題ではなかろうか。
著者も述べているが、本書は、人生の後半をどうするかというテーマの参考資料となる。