ミスしても評価が高い人は、何をしているのか? の感想
参照データ
タイトル | ミスしても評価が高い人は、何をしているのか? |
発売日 | 2019-11-14 |
製作者 | 飯野 謙次 |
販売元 | 日経BP |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
「ミスや失敗に対しては、叱責ではなく、次にうまくやる方法を見つけるための材料として扱いましょう」
この文面を読んで、ほとんどの企業でこれが出来る上司がいないことに気づくかどうか。まあブラック企業ではまず怒号や叱責そのものが野放しだろう。
「新人や若い人がミスや失敗をしそうになっても、先回りして手を打たない」
この文章を読んでアレックス・バナヤン「サードドア: 精神的資産のふやし方」でレビューした私の指摘が正しかったと安心した。
松本利明「稼げる人稼げない人の習慣」を読むと、ある章に「稼げる人は「成功」から学び、稼げない人は「失敗」だけから学ぶ」と真逆のことが書かれている。
けれど、この本も良く読むと、「成功パターンを洗い出し、徹底的に振り返るといい」、「ひとは一度成功パターンをつかむとさぼりグセが出てしまい、市場や顧客、競合他社の変化は無視して、自分の成功パターンをゴリ押ししてしまうケースがある」と上手に補足されていた。
ならば、「稼げる人はたまたまの「成功」をもっとより良く出来たのだという「反省」として学び、稼げない人はたまたまの「成功」パターンにしがみつく」と章を改めるべきだった。これは明らかに編集者のミスに違いない。
この文面を読んで、ほとんどの企業でこれが出来る上司がいないことに気づくかどうか。まあブラック企業ではまず怒号や叱責そのものが野放しだろう。
「新人や若い人がミスや失敗をしそうになっても、先回りして手を打たない」
この文章を読んでアレックス・バナヤン「サードドア: 精神的資産のふやし方」でレビューした私の指摘が正しかったと安心した。
松本利明「稼げる人稼げない人の習慣」を読むと、ある章に「稼げる人は「成功」から学び、稼げない人は「失敗」だけから学ぶ」と真逆のことが書かれている。
けれど、この本も良く読むと、「成功パターンを洗い出し、徹底的に振り返るといい」、「ひとは一度成功パターンをつかむとさぼりグセが出てしまい、市場や顧客、競合他社の変化は無視して、自分の成功パターンをゴリ押ししてしまうケースがある」と上手に補足されていた。
ならば、「稼げる人はたまたまの「成功」をもっとより良く出来たのだという「反省」として学び、稼げない人はたまたまの「成功」パターンにしがみつく」と章を改めるべきだった。これは明らかに編集者のミスに違いない。