NO DEMOCRACY[CD+2DVD盤](メーカー特典なし) の感想

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今回は「言葉」をテーマにしているということで、歌詞カードが手元に欲しくて予約購入。すでに何回も聞いています。
#1-#2の流れは、令和の幕開けを告げるような優しいサウンドですが、歌詞は刺さります。インスト除いてJIRO作曲が最初なのは「JUSTICE」以来？
#3・#4は、HISASHI、TAKUROのアルバム全体の中で最もRockなナンバー。ベテランならではの風格が感じられます。
TAKUROのソロ活動が存分に還元されているJazzyな#5や、往年のJ-POPを彷彿とさせる#6-#7、世間に対するメッセージ性を感じる#8など、GLAY王道サウンドがありつつも、新境地を感じます。
#9-#14にかけて怒涛のシングル曲。#9のキャッチーさが際立ちます。いいアクセントですね。#10、#12はTERU作曲ですが、TAKURO作曲のシングルと遜色ありません。TERU曲の集大成だと思います。
サウンド面でシングルとアルバムの差異はほとんどありません。アルバムの雰囲気からして少しバンドサウンドが抑えめで、ボーカルが明瞭になったかな？くらいです。明らかに違ったのは、#11のイントロのギターが差し替えられていました。強いて言うなら、#11がアルバムバージョンでしょうか。

ぶっちゃけ、「25周年記念」というのはあまり感じません。今までも、これからも進化し続けるGLAYを見せてくれたという印象です。歌詞ひとつひとつの「言葉」を大切にしていると感じます。今後のアリーナツアー、ベストアルバム、ドームツアーと公約を掲げていますが、彼らの公約は裏切りません。次の活動も楽しみにしています。