キングダム 56 (ヤングジャンプコミックス) の感想

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最近久々に合従軍篇を読み直していたのですが、あまりの展開の速さに驚きました。楚の汗明のような超大物でも即退場して無駄に引っ張らず毎回ジェットコースターのように戦況が激しく動きます。当時と比べて今のキングダムはあまりにも全てが無駄に長いです。退場前提の趙の武将達の過去をいちいち掘り下げすぎですし戦況描写においても無駄が多すぎです。例えば信と王賁が隊を「覚醒」させる場面がありますが全く持って無駄としか言いようの内容で丸々削っても何ら問題ないエピソードでした。キングダムのおける人物描写や戦闘描写が大切なのは分かりますが、この展開速度のままではいずれ飽きる人が多くなってしまうのではないかと危惧しています。