転生したらスライムだった件(13) (シリウスKC) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル転生したらスライムだった件(13) (シリウスKC)
発売日2019-12-04
製作者川上 泰樹
販売元講談社
JANコード9784065177648
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

前巻が<怒り>のストレス回であるなら、今巻は<悲しみ>の超シリアス回です。12巻と13巻は転スラにとって、最も重要な転換点になるストーリーでしょう。

原作の小説を読まずにコミック版のみで楽しんでいた自分は、夜寝る前に今巻を読んで、リルムのことを最も愛していたキャラの悲報に茫然自失です。。。大好きなキャラだったので、ショックのあまり思わず、小説版のストーリーから今後の展開を調べてしまったほどです。悲しみに暮れるリルムをシュナが抱きしめるシーンでは、心の中で泣いてしまいそうなほど、ジーンとしました。

この巻では、魔王ミリムの出生の秘密が明かされ、ジュラ・テンペスト連邦国に起きた悲劇から、リルムはついに魔王になる決意をします。

そして、おバカ三人組と思われていたカバル・ギド・エレン(ブルムンド王国自由組合に所属し、フューズを直属の上司とする冒険者たち)の一人、魔法使いのエレンが今回のキーパーソンです・・・Bランクのヘッポコ冒険者を装う、彼らの正体が何であるかは、いずれ明らかになります。

『戦いは避け、皆と仲良くしたい』という、典型的な日本人価値観を持つ主人公のリルムは、愛する者を失った悲しみから、自身の考え方をあらため、ファルムス王国に対して反撃の狼煙(のろし)を上げます。

さらに、自分が仲間から見捨てられる覚悟さえ決めて、<自分は人間の転生者>であることを告白します。しかし、それを聞いた仲間たちは、誰一人としてリルムを責めることなく、その場の全員がリルムを信頼し、自分たちの盟主として心から認めるのです。読んでいて胸が熱くなること間違いなしです。

リルムは敵だったミュウランを魔王クレイマンの支配下から救い、ミュウランとヨウムの恋仲を成就させることからも、今後に起きうる奇跡を予感させます。自慢の大きな胸で、スライム姿のリルムを愛らしく抱える〇〇〇の姿が、再び見れることを期待しえる13巻でした。次巻の展開が本当に楽しみです。

P.S.
仲間と和気あいあいとした時間を楽しむ、ほのぼのストーリーを楽しんでいた方(かくいう自分です)は、スピンオフの【転スラ日記】に目を通して、前巻・今巻のストレス解消をしてください(^^)

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

転生したらスライムだった件(13) (シリウスKC)

アマゾンで購入する
講談社から発売された川上 泰樹の転生したらスライムだった件(13) (シリウスKC)(JAN:9784065177648)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.