50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資 の感想
参照データ
タイトル | 50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | たけぞう |
販売元 | ぱる出版 |
JANコード | 9784827212136 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 株式投資・投資信託 |
購入者の感想
著者は元証券ディーラーで、現在個人投資家。
株式投資の指南書といえば、「誰でもすぐ1千万円稼げる方法!」みたいな本が溢れかえっているけれど、そういう本に手を出しては特殊なやり方を試してみて、数万円損をして二度とやらない・・・そんなことを繰り返してる人もいるのではないか。
本書はそういう派手な本ではない。
タイトルにもあるとおり、大成功の目標とする利益を月額5万円とし、それを得るための基本的な姿勢や、心の持ち方、情報収集の方法を読者に提示する、ささやかながら堅実なもの。いわゆる「億り人」なんて目指すものじゃないと読者を諫めえもする。
でも、その堅実な姿勢こそ、個人投資家が中・長期に株式投資で生きていく方法なのだ。
著者の推奨する情報収集は、自分の身近なところからネタを探してくるアリの目、政府などの発表する重点施作をチェックするタカの目という二つの観点から、今後成長が見込まれる銘柄を探すというもの。
これは素人でも明日から実行可能なうえに、その人独自の観点で銘柄探しができる。
複雑な(そして怪奇な)チャート理論等に比べれば素朴で基本的な方法のようにも映るが、個人的にはこうした地道な情報収集に基づく中・長期的投資だけが、AIなどによる高速取引に個人が勝りうる数少ない道だと思う。
AIは街を歩いて、この建設中の店舗は何だろうなどと思わないからだ。
さらに、この本に好感が持てるのは、そうした情報収集いずれも無料でできる方法を紹介しているところ。
これは堅実に月5万の収益を目指す上では重要なポイントだ(酷い本には決まって自分のセミナーや情報商材の紹介がある)。
株式でお小遣い稼ぎしたいという人が、無料で有意義な政府系会合のパワポ資料を丁寧に読むといったことをどれだけしているだろうか。
まさに働きながら株でお小遣いを稼ごうとしている人が読むべき本。
でも、そういう入門者に限って「必ず1千万円」的な本に手を出してしまう(そして必ず悲しい思いをする)のは、世の中なかなか上手くいかないもんだなあと思う。
株式投資の指南書といえば、「誰でもすぐ1千万円稼げる方法!」みたいな本が溢れかえっているけれど、そういう本に手を出しては特殊なやり方を試してみて、数万円損をして二度とやらない・・・そんなことを繰り返してる人もいるのではないか。
本書はそういう派手な本ではない。
タイトルにもあるとおり、大成功の目標とする利益を月額5万円とし、それを得るための基本的な姿勢や、心の持ち方、情報収集の方法を読者に提示する、ささやかながら堅実なもの。いわゆる「億り人」なんて目指すものじゃないと読者を諫めえもする。
でも、その堅実な姿勢こそ、個人投資家が中・長期に株式投資で生きていく方法なのだ。
著者の推奨する情報収集は、自分の身近なところからネタを探してくるアリの目、政府などの発表する重点施作をチェックするタカの目という二つの観点から、今後成長が見込まれる銘柄を探すというもの。
これは素人でも明日から実行可能なうえに、その人独自の観点で銘柄探しができる。
複雑な(そして怪奇な)チャート理論等に比べれば素朴で基本的な方法のようにも映るが、個人的にはこうした地道な情報収集に基づく中・長期的投資だけが、AIなどによる高速取引に個人が勝りうる数少ない道だと思う。
AIは街を歩いて、この建設中の店舗は何だろうなどと思わないからだ。
さらに、この本に好感が持てるのは、そうした情報収集いずれも無料でできる方法を紹介しているところ。
これは堅実に月5万の収益を目指す上では重要なポイントだ(酷い本には決まって自分のセミナーや情報商材の紹介がある)。
株式でお小遣い稼ぎしたいという人が、無料で有意義な政府系会合のパワポ資料を丁寧に読むといったことをどれだけしているだろうか。
まさに働きながら株でお小遣いを稼ごうとしている人が読むべき本。
でも、そういう入門者に限って「必ず1千万円」的な本に手を出してしまう(そして必ず悲しい思いをする)のは、世の中なかなか上手くいかないもんだなあと思う。