サッカーマガジン特別編集 2014ブラジル・ワールドカップ決算号 週刊ベースボール増刊2014年 8/7号 の感想

前回の南アフリカ大会の決算号よりも120円値上げされたがページ数は16ページも減。
中身的には大きく変わっていないが、
2010年号は出場国32カ国全736選手の出場記録を、決勝トーナメント出場国とそれ以外の国とでまず区別し
ベスト4進出国とそれ以外の国とを更に区別していたが（要はページ数の割き方が違う）
2014年号はベスト8進出国とそれ以外というかなり大雑把な区別の仕方になっており、
2010年号では各国毎に大会における頑張り具合をコメントしていたが、2014年号ではコメントが一切省略されている。
又、2010年号で初めて紹介された審判リストも2014年号では省略。審判だって頑張ってるのに、これって何だかなぁと思わされます。

その他では「本誌選定！大会ベスト11」も年々内容がテキトーになってきてます。
2006年号では詳細なる数値データを基にした選考である事が解るように記載されていましたし
2010年号では記者達の座談会方式による選考についてのコメントが記載されていましたが、2014年号には約260文字の選考理由が記載されているだけ。

2006年号からオールカラーとなり、1990年の伊太利亜大会の決算号と比較すると美しい写真集と言う感じになって
永久保存版としての価値は頗る高まりましたが、内容が徐々にしょぼくなるのは如何な物かと思います。

しかし毎回買っている者にとってはサッカーマガジンの決算号が最も内容濃いのは事実ですが。