〈ANIMEX 1200シリーズ〉(4) 東映長編アニメーション映画 オリジナル・サウンドトラック 交響詩 さよなら銀河鉄道999 の感想

発売当時のLPを模した紙ジャケット仕様の外装となっています。CDレーベルもレコードのようなデザインが印刷され、下半分が半円になったポリ袋に入っています。
外側だけでなく、内側のデザインや解説（さすがにCDサイズまで縮小すると文字が小さくて読み難い、999同世代派はそろそろ老眼にもなっているだろうし）も忠実に復刻されているので、LPを持っていた方々にとっては懐かしい造りです。
現在では80分以上収録可能なCDもあるので、CD1枚にすることもできたのかもしれませんが、LPと同様に2枚構成というのがいいですね。
そして廉価なアニメックス版アルバム（CD1枚版）に未収録だった「車中にて-LOVE LIGHT-」、「メーテルの故郷ラーメタル」、「黒騎士ファウスト」、「惑星大アンドロメダ」の4曲も、もちろん収録されています。DISC1、DISC2の順に聴けば、当時のLPと全く同じ曲順で聴き通すことができます。
単純に音楽として聴きたいのであれば配信でも同じですが、当時を懐かしむためにモノとして所有しておきたいと思わせるアルバムです。
なお、本品とは関係ありませんが、1980年前後に大ブームとなった松本アニメ映画のサントラの中では1000年女王だけがCD未発売（喜多郎のオリジナルアルバムとして挿入歌未収録版はありました）ののままです。1000年女王のCD、そろそろなんとかならないものですかねぇ。