基本事例で考える民法演習 (法セミLAWCLASSシリーズ) の感想
参照データ
タイトル | 基本事例で考える民法演習 (法セミLAWCLASSシリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 池田清治 |
販売元 | 日本評論社 |
JANコード | 9784535519718 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 法律 » 民法・民事法 |
購入者の感想
載っている設問を解くために必要なのは概ね誰でも知っているような基本知識だけです。
しかし、この本はその基礎知識を深掘りし詰めていくとどうなるのかを見せ、誰でも知ってる基本知識を本当に使いこなせているかを問うてきます。
解説もややマニアックなとこもありますがアカデミックに振れすぎることもなく事案の解決のために必要な限りで適切に書かれており、1セクションあたり10P前後と読みやすい分量になっています。
また、設問はいわゆる論点主義的なものではなく原理原則から処理していくように作られていて、よって立つ構成によって一貫した事例の分析と処理が求められる本試験のためのいいトレーニングになると思います。
ただ個人的に惜しむらくは文章に挿入が多すぎて読みづらいと思うことが多々ありました。この点で星ひとつ減らしましたが良書には違いありません。
しかし、この本はその基礎知識を深掘りし詰めていくとどうなるのかを見せ、誰でも知ってる基本知識を本当に使いこなせているかを問うてきます。
解説もややマニアックなとこもありますがアカデミックに振れすぎることもなく事案の解決のために必要な限りで適切に書かれており、1セクションあたり10P前後と読みやすい分量になっています。
また、設問はいわゆる論点主義的なものではなく原理原則から処理していくように作られていて、よって立つ構成によって一貫した事例の分析と処理が求められる本試験のためのいいトレーニングになると思います。
ただ個人的に惜しむらくは文章に挿入が多すぎて読みづらいと思うことが多々ありました。この点で星ひとつ減らしましたが良書には違いありません。