国境 上 疫病神シリーズ (文春文庫) の感想

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参照データ

タイトル国境 上 疫病神シリーズ (文春文庫)
発売日2014-12-04
製作者黒川 博行
販売元文藝春秋
JANコード9784167902513
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

購入者の感想

「北朝鮮で大暴れ」というキャッチに引っ掛かってしまいました。(笑)
こりゃ結構なエンタメ小説ですね。とにかく主人公の一人である桑原というヤクザのキャラが凄い。またまた、時が経つのを忘れさせてくれる作品でした。
ただ万人に薦められる作品かと云うと、それはちょっと疑問かも?自分には合いましたけど、こういうドタバタ暴力喜劇?みたいなのは全く興味ない人もいるから、そういう人には薦められませんね。多分理解不能だと思います・・・(笑)
本作は、自分達をハメた詐欺師を追って北朝鮮まで追い込みに云ってしまうヤクザと何故か彼にこき使われてしまう建設コンサルタントのお話です。兎に角、やくざの桑原の立ち回りがハチャメチャで、ハラハラドキドキ、読むのを止めるのが辛い一冊でした。「ヤクザは舐められたらあかんのや」というのは判りますが、普通、北朝鮮なんていくらなんでも行かんでしょう・・・。 (笑)
「疫病神」というシリーズ物みたいなのでボチボチ他の作品も読んでみたいと思います。
一部映像化されているみたいですが、桑原が北村一輝っていうのはどうかなぁ。自分のイメージはボクシングの亀田の親父みたいな感じなんだけどなぁ・・・(笑)

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