からかい上手の高木さん (1) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル) の感想

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参照データ

タイトルからかい上手の高木さん (1) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
発売日2014-06-12
製作者山本 崇一朗
販売元小学館
JANコード9784091250155
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

サンプル一話2ページ目からからかう、からかわれるという軸でしかキャラクターが描かれない。
授業中だろうと一日中そんなことしか考えていない人間というのがどうしようもなく不自然であるし、
そこにパーソナリティやキャラクターの魅力を見出すことができない。
高木は主人公に好意を寄せているかもしれないがその理由すら曖昧である。
正直別に主人公がこの二人でなくても同じ物語が成立してしまう。
高木のからかいも実害のあるものが少なくなく、授業の妨げやハラスメント、逆セクハラ染みた領域に達している。
挑発に性的アピールを使う中学生という設定にもリアリティなど感じない。初心でもなんでもない。
絵柄も上手いとは言えず、微笑ましい、かわいい、魅力的だなどとは全く思えない。憎たらしい。
弄る対象が主人公である必然性がなく、愛も感じないのだ。
そして、終始からかう、からかわれるという軸でしか物語が展開しないため早々に飽きる。

『からかい上手の高木さん』というタイトルを成立させるために『からかい上手の高木』を演出している。
しかし、からかうのは寧ろ下手くそ。そんな退屈かつ不快な漫画である。

一つのテーマに固執しつつも手を変え品を変え読者を飽きさせないというなら『魔王城でおやすみ』などがあるし
似たようなテーマで上等なラブコメを描いている作品ならば
『イジらないで長瀞さん』など上位互換が幾らでもある。
過大評価である。

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