新書376ゼロからわかる民法 (平凡社新書) の感想
参照データ
タイトル | 新書376ゼロからわかる民法 (平凡社新書) |
発売日 | 2007-05-10 |
製作者 | 川田 昇 |
販売元 | 平凡社 |
JANコード | 9784582853766 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 人文・思想 |
購入者の感想
今までに読んだ民法の入門書の中ではずば抜けて分かりやすかった。
ゼロから・・と銘打つ以上深く細かな部分の話はありませんが物権と債権、地上権と賃貸借の違い、留置権、質権などについての一通りの理解が得られます。
自動販売機でジュースが出てこなかったケースを例に挙げ、様々な状況において何が最適な解決法かを考えるのが民法だ、という件では民法の性質が、また「福寿手帖」の交付方法を材料に責任能力の判定法を説明する件では制限能力者制度が、それぞれ分かりやすく書かれていてとても勉強になりました。
また利息制限法や公序良俗違反のところで「民法とは互いに自由平等友愛の関係で結ばれた理性的な人間で構成される社会をモデルにしている」という文章が何度も繰り返し出てきたのが印象に残った。
ゼロから・・と銘打つ以上深く細かな部分の話はありませんが物権と債権、地上権と賃貸借の違い、留置権、質権などについての一通りの理解が得られます。
自動販売機でジュースが出てこなかったケースを例に挙げ、様々な状況において何が最適な解決法かを考えるのが民法だ、という件では民法の性質が、また「福寿手帖」の交付方法を材料に責任能力の判定法を説明する件では制限能力者制度が、それぞれ分かりやすく書かれていてとても勉強になりました。
また利息制限法や公序良俗違反のところで「民法とは互いに自由平等友愛の関係で結ばれた理性的な人間で構成される社会をモデルにしている」という文章が何度も繰り返し出てきたのが印象に残った。