数学ガールの秘密ノート/やさしい統計 (数学ガールの秘密ノートシリーズ) の感想
参照データ
タイトル | 数学ガールの秘密ノート/やさしい統計 (数学ガールの秘密ノートシリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 結城 浩 |
販売元 | SBクリエイティブ |
JANコード | 9784797387124 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 数学 » 確率・統計 |
購入者の感想
高校数学I Aのデータの分析の部分の深い理解が得られるかと期待して、本書を手に取りました。
第1章で、グラフってなんだろう、データって何だろう、というタイトル通りやさしい解説から、第2章で平均値・最頻値・中央値・代表値と中学数学内容に入り、学校では教えないような重心を用いた知見に入り、「おおお!」となりました。
第3章で標準偏差・分散から偏差値の求め方にたどり着き、「これこれ!」と、ようやく求めていたところに着いた!という感じでした。偏差値もこうやって求めるのかと、勉強になる!
しかし、4章は確率や期待値の話が数列や行列を用いて解かれており、「そこの前に、高校数学範囲の共分散や相関係数の話が聞きたいなー」という印象に。5章はおそらく大学で習うような本格的な統計のお話かな〜と。
秘密ノートは興味のある単元から読み始めれば大丈夫!ということだったので、本作が本格的に読んだ数学ガール1冊目でした。しかし、二項定理や確率を行列を用いて表す部分などは、文系の私には難しく、「前作までを読んでおくべきだったな」と思わされました。
統計自体の深い理解、多少の式は飛ばして読むという覚悟があれば、比較的多くの方にしっくりくるのではないかと思います。私のように半ば学参に期待するようなことを期待して読んでしまうと、少しズレがある気がします。
ご参考になれば幸いです。
第1章で、グラフってなんだろう、データって何だろう、というタイトル通りやさしい解説から、第2章で平均値・最頻値・中央値・代表値と中学数学内容に入り、学校では教えないような重心を用いた知見に入り、「おおお!」となりました。
第3章で標準偏差・分散から偏差値の求め方にたどり着き、「これこれ!」と、ようやく求めていたところに着いた!という感じでした。偏差値もこうやって求めるのかと、勉強になる!
しかし、4章は確率や期待値の話が数列や行列を用いて解かれており、「そこの前に、高校数学範囲の共分散や相関係数の話が聞きたいなー」という印象に。5章はおそらく大学で習うような本格的な統計のお話かな〜と。
秘密ノートは興味のある単元から読み始めれば大丈夫!ということだったので、本作が本格的に読んだ数学ガール1冊目でした。しかし、二項定理や確率を行列を用いて表す部分などは、文系の私には難しく、「前作までを読んでおくべきだったな」と思わされました。
統計自体の深い理解、多少の式は飛ばして読むという覚悟があれば、比較的多くの方にしっくりくるのではないかと思います。私のように半ば学参に期待するようなことを期待して読んでしまうと、少しズレがある気がします。
ご参考になれば幸いです。