イヴ・サンローラン [DVD] の感想
参照データ
タイトル | イヴ・サンローラン [DVD] |
発売日 | 2015-03-20 |
監督 | ジャレル・レスペール |
出演 | ピエール・ニネ |
販売元 | KADOKAWA / 角川書店 |
JANコード | 4988111247728 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
イヴサンローランが光なら、パートナーのピエールは影。イヴは天才だしハンサムで魅力的だから自由奔放に性別問わず美しい存在・人・アート等々を愛するけれど、その自由奔放さを最後まで守ったピエールの厳しい人生を思うと、天才のパートナーは客観的には幸運そのものだけれど、実際はイヴより大変だったかもしれないと思いました。でも幸福ですね。自分が天才だと確信し愛した相手と添い遂げて、相手の才能を開花させて成功させて世界的に認めさせて臨終まで一緒だった。その後の人生もイヴのために本を執筆し、映画を製作させ、イヴについて語り、美術品のオークションを開催し全額エイズ研究に寄付し、しかもまだお金があったらしく、イヴのための美術館を二つもつくり、まさにイヴのためにやれることは全部やり終えてから病気であっさり亡くなりました。この映画はイヴが主役ですが、一般人の私は自分が天才だと確信し愛した相手を守り抜いて亡くなったピエールに共感しました。金づるを捕まえたヒモ呼ばわりされたらしいけれど、あんな立派なヒモ、他にいないと思います。本当に羨ましい人生です。