ボランティアナースが綴る東日本大震災―ドキュメント の感想

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キャンナスの名前は「デキル(Can)ことをデキル範囲で行うナース(Nurse)」の意味から名づけられたとのこと。3.11の震災後、「できることを一生懸命に」しようとまさにその通りの活動を今も継続しているキャンナスに敬意を表したい。震災以来、情報が飛び交い、情報を共有するキャンナスの膨大なメール(メーリングリスト)の中から、抜粋して編まれた9月10日までの３ヶ月間がこの「ドキュメント ボランティアナースが語る東日本大震災」だ。被災地で被災した皆さんに寄り添いながらの試行錯誤、日々現場から発せられる報告や必要な支援の依頼に、全国からボランティアとして馳せ参じるナースたちの思いと実践の様子がリアルに伝わってくる。手づくりのボランティアは不揃いだけどあったかい。キャンナスのネットワークは看護師だけではない様々な人たちの思いや活動を結びつけて今に至っている。ありがとう。そして、これからも、。