日活100周年邦画クラシック GREAT20 愛と死をみつめて HDリマスター版 [DVD] の感想

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参照データ

タイトル日活100周年邦画クラシック GREAT20 愛と死をみつめて HDリマスター版 [DVD]
発売日2011-10-04
監督斎藤武市
出演吉永小百合
販売元Happinet(SB)(D)
JANコード4907953046238
カテゴリDVD » ジャンル別 » 日本映画 » ドラマ

購入者の感想

何年も前ですが、Amazonで購入し持っていました。
たまたま、親父にこの映画の話をしたら取り上げられてしまいました。
親父は「サユリスト」(当時の「『吉永小百合』命」の若者達)なのです。
その親父も亡くなり、その時のDVDもどこに行ったのか分からなくなっていたので、とても懐かしく、今回再度購入しました。

あらすじは次のようなものです。
道子(「吉永小百合」役)と誠(「浜田光男」役)は、ともに入院していた病院で知り合い「仲良し」になります。
やがて退院した二人は、笑顔でデートを重ねます。「青春映画」そのものです。

しかし、道子の病状は悪化し、再度入院を余儀なくされます。
二人は何度何度も手紙を交換し合います。
そんある日、道子の父(「笠智 衆」役)から誠に電報が届きます。
その内容は『娘は放念し、本来の学業に専念されたし』というものでした。
誠は泥酔し入院先の道子に電話をします。「君のお父さんから君を忘れろと言ってきた。そんな事が出来るか。」と言いつつ、受話器を持ったまま、泥酔し寝込んでしまいます。
道子は「もしもし、どうしたの誠。お酒の匂いがプンプンするわよ。とうしたの・・・」

この場面は、私の記憶と違っていました。
電報ではなく、次のような手紙だと思っていたのです。
『 前略
  娘へのご厚情は まことに有り難く厚く御礼申し上げ候
  娘は不治の病にて程なく世を去る身にて是れ有候
  されど御身は先のある身と存じ上げ候
  何卒娘はご放念され学業に専念せられんことを切に願い奉り候事
                             早々』

私の記憶違いでした。
あるいは原作ではそうなっていたのではないかと思いましたが、今では知る由もありません。
原作を購入しようとも思いましたが、中古の本で10万円もするのです。それで諦めました。

道子の臨終の場には誠はいませんでした。
あえて知らせなかったのでしょう。

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