バーンスタイン:《ウェスト・サイド・ストーリー》メイキング・オブ・レコーディング [DVD] の感想
参照データ
タイトル | バーンスタイン:《ウェスト・サイド・ストーリー》メイキング・オブ・レコーディング [DVD] |
発売日 | 2018-07-04 |
出演 | レナード・バーンスタイン |
販売元 | ユニバーサル ミュージック |
JANコード | 4988031281925 |
カテゴリ | ジャンル別 » ミュージック » クラシック » オペラ・声楽 |
購入者の感想
こーれは面白いですね。バーンスタインが作曲した最も高名な作品を、バーンスタイン自身が指揮して、オペラ歌手たちが歌うドキュメンタリーなわけですから。
ただ、残念ながらカレーラスはミスキャストですね。
言うまでもありませんが「ウェストサイト物語」は、ポーランド系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人の抗争の話で、みんなニューヨークの下町の若者の話です。
カレーラスは発音のクセが直らず、スペインからの移民一世みたいな歌になっちゃってます。発音を気にするあまり、リズムも怪しくなってます。OKテイクでも。
バーンスタインてのはアメリカ生まれで初めての世界的指揮者で、その彼が自身の大ヒット作を、言わば欧州的なオペラ歌手たちに歌わせてるわけですから、オペラ業界への凱旋みたいな意味もあり、
「カレーラス、もうちょっとどうにかしてくれよ」
と思ってるでしょうね。それが言葉や表情の端々に出ちゃってて面白いです。たぶんカレーラス自身もそれがわかってるでしょうから、その上で奮闘してるとこも面白いです。
ニュージーランド生まれでクーンズイングリッシュが母国語のキリ・テ・カナワがプエルトリコ訛りをうまく織り込んでるのとは対照的です。
音に敏感な人でも、不思議と言葉の発音て直らない場合があるんですよね。なぜか。
そこら辺ふくめて、とっても面白い、そして音楽が美しいドキュメンタリーです。
ただ、残念ながらカレーラスはミスキャストですね。
言うまでもありませんが「ウェストサイト物語」は、ポーランド系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人の抗争の話で、みんなニューヨークの下町の若者の話です。
カレーラスは発音のクセが直らず、スペインからの移民一世みたいな歌になっちゃってます。発音を気にするあまり、リズムも怪しくなってます。OKテイクでも。
バーンスタインてのはアメリカ生まれで初めての世界的指揮者で、その彼が自身の大ヒット作を、言わば欧州的なオペラ歌手たちに歌わせてるわけですから、オペラ業界への凱旋みたいな意味もあり、
「カレーラス、もうちょっとどうにかしてくれよ」
と思ってるでしょうね。それが言葉や表情の端々に出ちゃってて面白いです。たぶんカレーラス自身もそれがわかってるでしょうから、その上で奮闘してるとこも面白いです。
ニュージーランド生まれでクーンズイングリッシュが母国語のキリ・テ・カナワがプエルトリコ訛りをうまく織り込んでるのとは対照的です。
音に敏感な人でも、不思議と言葉の発音て直らない場合があるんですよね。なぜか。
そこら辺ふくめて、とっても面白い、そして音楽が美しいドキュメンタリーです。