ガーシュウィン&アイヴズ [DVD] の感想

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参照データ

タイトルガーシュウィン&アイヴズ [DVD]
発売日2018-07-04
出演レナード・バーンスタイン
販売元ユニバーサル ミュージック
JANコード4988031281987
Disc 1 :オープニング・クレジット
パリのアメリカ人
オープニング・クレジット
ラプソディ・イン・ブルー
オープニング・クレジット
交響曲 第2番 第1楽章:Andante moderato
交響曲 第2番 第2楽章:Allegro
交響曲 第2番 第3楽章:Adagio cantabile
交響曲 第2番 第4楽章:Lento maestoso
交響曲 第2番 第5楽章:Allegro molto vivace
答えのない質問
バーンスタインによる解説「アイヴズの交響曲第2番」 (英語ヴァージョン(日本語字幕付) ドイツ語ヴァージョン) (ボーナス)
カテゴリジャンル別 » ミュージック » クラシック » 交響曲・管弦楽曲

購入者の感想

1976年のニューヨーク・フィル・ヨーロッパ公演の際のガーシュウィン(パリのアメリカ人、ラプソディ・イン・ブルー)と、1987年にバイエルン放送響を振ったアイヴズの第2交響曲という組み合わせ。ラプソディ・イン・ブルーは、バーンスタイン得意のピアノ弾き振り。これらの曲やバーンスタインが好きな方には興味の持てる映像だと思いますが、演奏そのものは、必ずしも会心の出来というわけではないです。

ニューヨーク・フィルの方は、演奏がとても重い。とくにガーシュウィンはどちらも、やたらと大仰で壮麗でどっしりしています。シンフォニックな表現とも言えますが、ジャズの要素をふんだんに取り入れたこれらの曲には相応しくない解釈だと思います。バーンスタイのピアノも、粘着質でおどろおどろしい。

アイヴズの第2はバーンスタインが初演した得意曲ですが、バイエルン放送響との相性が良くないのか、晩年のバーンスタインのスタイルが曲に合っていないのか、これもやたらと重ったるい演奏になっています。同じ年にニューヨーク・フィルを指揮したこの曲のCDがありますが、そちらの方がまだしも活き活きした演奏になっているので、やはりオケが曲に馴染んでいるかどうかが大きいのかもしれません。

バーンスタインの指揮振りは1976年と87年でずいぶん異なっており、たった10年でこうも違うのかと、ちょっと愕然とするぐらいです。76年の方は、まだずいぶん元気で、棒を振り回し、飛びはね、やたらと細かくキューを出しています。87年の方は、動きも鈍く、棒の動きも小さくて、ちょっと痛々しい感じすらします。この差を見比べられるのが、このDVDのいちばんの目玉なのかもしれません。

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