ストラヴィンスキー:春の祭典&火の鳥 の感想

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春の祭典は、蛮性と原始宗教的な雰囲気が存分に引き出された名演奏だと思います。
打楽器が効果的に使われ、迫力満点です。
「いけにえの踊り」は息を飲むほどで、前の曲のすべてがこの曲に収斂されて来るような印象です。

「火の鳥」は、色彩感鮮やかで、火の鳥の美しさと儚さを感じる演奏です。
うつろいやすい旋律と柔らかなハープの音色が、この曲のファンタジックな印象を強めています。
部分的にドビュッシーの「海」
と似ていると思うのは私だけでしょうか。

録音もとても良好です。
他にも名盤はあるかもしれませんが、当分はこの一枚で満足できそうです。