残酷美術史: 西洋世界の裏面をよみとく (ちくま学芸文庫) の感想
参照データ
タイトル | 残酷美術史: 西洋世界の裏面をよみとく (ちくま学芸文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 池上 英洋 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480096524 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
カラーが多くて読みやすいです。
海外の美術展、絵画にはしばしば日本人の感覚からすると目を覆いたくなるような残酷な絵画があります。
この本はテーマごとに残酷な絵の持つメッセージや意図が歴史的背景とともに解説してあります。
海外の美術館には「聖人」「殉教」「ギリシャ神話」に基づく絵画が多くあるので(しかも残酷な)この本を
読んでおくと鑑賞も奥深くなるでしょう。
それにしても「美術解剖学」のジャンルにあるヴェネリーナ (小さなビーナス)蝋人形による人体解剖模型図は
リアルな上に美しすぎる。ヨーロッパでこれでもかという位、正確な解剖に基づいた医学が急速に発展した理由も
わかるような気がします。
海外の美術展、絵画にはしばしば日本人の感覚からすると目を覆いたくなるような残酷な絵画があります。
この本はテーマごとに残酷な絵の持つメッセージや意図が歴史的背景とともに解説してあります。
海外の美術館には「聖人」「殉教」「ギリシャ神話」に基づく絵画が多くあるので(しかも残酷な)この本を
読んでおくと鑑賞も奥深くなるでしょう。
それにしても「美術解剖学」のジャンルにあるヴェネリーナ (小さなビーナス)蝋人形による人体解剖模型図は
リアルな上に美しすぎる。ヨーロッパでこれでもかという位、正確な解剖に基づいた医学が急速に発展した理由も
わかるような気がします。