ユリイカ 2019年12月号 特集=Vaporwave ―Oneohtrix Point Never、Vektroidから猫 シ Corp.、ESPRIT 空想、2814まで…WEBを回遊する音楽― の感想

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タイトルユリイカ 2019年12月号 特集=Vaporwave ―Oneohtrix Point Never、Vektroidから猫 シ Corp.、ESPRIT 空想、2814まで…WEBを回遊する音楽―
発売日2019-11-28
製作者ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー
販売元青土社
JANコード9784791703791
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 雑誌・逐次刊行物

購入者の感想

『現代思想』5月増刊号で現代思想のキーワードの一つとして登場したVaporwaveについての、あっと驚く『ユリイカ』特集である。
私はこの本でVaporwaveに入門し、入門ガイドに載っている曲の一部を聞いただけのVaporwave初心者である。
で、入門者、初心者として、レビューを書く。引用が多いが、初心者ゆえ、御容赦ください。
一、本書の概略。
論考またはエッセイが25編、短編小説1編、入門ガイド1編、インタビュー2編、座談会1編で、ほぼ全編がVaporwaveという充実の特集。どなたもたいへん饒舌である。
二、Vaporwaveとは何か、についての入門者の理解。
難波優輝氏の論考の冒頭(201頁)がVaporwaveの一般的な定義だろうか。引用する。(一部略)
「インターネット上の様々なプラットフォームのネットワークの中で、二〇一〇年代はじめから現れた音楽ジャンルで、音楽的側面からは、一九八〇-一九九〇年代のアメリカのポップス、スムース・ジャズやイージー・リスニング、さらには、広告ジングル、エレベータ・ミュージック………などをサンプリングして、ループ、リバーブ、ピッチダウンといった加工を行う点から、加えて、視覚的側面からは、八〇-九〇年代のコンピューター・グラフィックスやフォント・・・オリエンタリズム的な使用・・・キッチュな使用に特徴づけられる、資本主義、消費社会と過去に夢みられた未来へのいくばくか屈折を含んだ態度を暗にもつ、視覚的でもある音楽ジャンル」
うーん、格調高いが、難しい。これが、伏見瞬氏になると、ぐっと砕けて、分かりやすくなる。一部引用する。(221頁)

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