テナーサックス ザ ジャズ道 アドリブの極意【CD付】 の感想

当方テナーサックスでファンクやソウルをやっていて、ジャズアドリブがなんちゃってでできる程度で、ジャムセッションにたまに行く程度の力量です。
初心者ではないので、上巻は飛ばして下巻から読んでいます。
この本は曲ごとに新しい課題を課していて、その考え方がサックス奏者ならではの視点に思えました。とてもわかりやすく、しかも実用的、目からウロコ的なものもあり、結構長くサックスを吹いて来ましたが非常に新鮮な切り口なアドバイスが多く感じました。個人的にはジャズサックスのアドリブ教本としては満点かなと思います。コレがマスターできたら、そこそこ吹けるようになるのかなーと思います。

【追記】つい最近、このシリーズは3巻まであると知りました。3巻目では、さらにJAZZアドリブを楽曲分析や和声理論を紐解きながら基礎的なステップを網羅しています。ここまで自分で理解して自由に吹けたなら、プレイヤーとして、ある程度のレベルではないでしょうか。
あとひとつ残念なのは、この2巻目、3巻目の付録CDをパソコンのitunesに読み込ませるとどちらも「アルトサックス版」と出てしまうのは残念でした。