ビートマニア の感想
参照データ
タイトル | ビートマニア |
発売日 | 1998-10-01 |
販売元 | コナミ |
機種 | PlayStation |
JANコード | 4988602502640 |
カテゴリ | 機種別 » その他の機種 » プレイステーション » ゲームソフト |
購入者の感想
ボタンを押すことで音が出る。
組み合わせると、メロディラインになる。
この、人間の本能に電撃的に訴えるコンセプトである本作は
「音ゲー」と呼ばれる爆発的なムーブメントを形成しました。
ボタン数も鍵盤に見える最低限度である5つのみとし、
スクラッチも搭載するという発想がまさにエポックメイキングでありました。
数年後にビートマニアは鍵盤数が7つに増え、ひとつの曲で1,000以上の
打鍵をする曲が大半を占め、結果として利用者の減少を招くことになります。
余りにも斬新過ぎた作品の宿命とも言えるでしょうか。
そして数多くの粗悪な亜流作品の発生。訴訟問題。
その一連の流れはかのルービックキューブを連想させます。
またPS版に限って言えば後継作の多くがアペンドディスクという形態をとっており
価格が安価というメリットを持ちつつ本作などのキーディスクを所有していないと
起動ができないという点が諸刃の剣であったことは否めないでしょう。
事実、5鍵盤6thは単体起動が可能になっていることがそれを裏付けています。
音ゲーはいまや完全に定着し、このジャンルは市場から消えることはないでしょう。
このことは5鍵ブーム再燃の可能性の低さ、すなわち本作の再評価の可能性が
限りなく低いことと表裏一体でもあります。
音ゲーというジャンルを文字通り確立した”孤高の逸品”に
改めて敬意を表したい思いからこうした拙文を綴ることにしました。
☆5つ。
組み合わせると、メロディラインになる。
この、人間の本能に電撃的に訴えるコンセプトである本作は
「音ゲー」と呼ばれる爆発的なムーブメントを形成しました。
ボタン数も鍵盤に見える最低限度である5つのみとし、
スクラッチも搭載するという発想がまさにエポックメイキングでありました。
数年後にビートマニアは鍵盤数が7つに増え、ひとつの曲で1,000以上の
打鍵をする曲が大半を占め、結果として利用者の減少を招くことになります。
余りにも斬新過ぎた作品の宿命とも言えるでしょうか。
そして数多くの粗悪な亜流作品の発生。訴訟問題。
その一連の流れはかのルービックキューブを連想させます。
またPS版に限って言えば後継作の多くがアペンドディスクという形態をとっており
価格が安価というメリットを持ちつつ本作などのキーディスクを所有していないと
起動ができないという点が諸刃の剣であったことは否めないでしょう。
事実、5鍵盤6thは単体起動が可能になっていることがそれを裏付けています。
音ゲーはいまや完全に定着し、このジャンルは市場から消えることはないでしょう。
このことは5鍵ブーム再燃の可能性の低さ、すなわち本作の再評価の可能性が
限りなく低いことと表裏一体でもあります。
音ゲーというジャンルを文字通り確立した”孤高の逸品”に
改めて敬意を表したい思いからこうした拙文を綴ることにしました。
☆5つ。