天然生活 2019年12月号 の感想

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毎月楽しみにしてる〝天然生活〟ですが、今号は特集２つともしっくりこない内容でした。
まずは『自分らしく整理整頓』。幾人かのお宅での片付け方法を掲載してます。その方々の片付けに対するこだわりのルールが強くて、読んでいると肩が凝ってくる気がしました。ESSEの片付け特集なら気軽に「なるほどー」と参考にしながら読めるのに何でだろう？部屋全体を写した写真よりも、この棚はこんな風にこの引き出しにはこう入れてって言うような寄りの写真が多いせいもあると思います。片付け方の参考にというよりも、皆さんの綺麗に整理整頓出来てる努力を見せられてる感じがしました。〝水まわり篇〟では、一般的でないお風呂が多かったし、トイレは気に入ったのが無かったからペーパーホルダーを付けてないとか（それは不便でしょう）、文章どおりなら使用済のトイレットペーパーを新聞紙の袋に入れて風呂の炊きつけに使ってるなんて俄かには信じられないような（その方はやってるのでしょうけど）、整理整頓よりも印象の強い事が載っていました。
ふたつ目の特集『ぽかぽか冷えとり生活』。こちらはてっきり冷え症対策が載ってるのかと思っていたのですが、冷え≠冷え症。上半身に比べて下半身の体温が低い状態を指すそうです。その状態が続くと血行不良になり老廃物が滞り免疫力が下がるとの事です。ここまで読むと〝冷えとり〟をやった方がいいなと思います。…ですが読みすすむと、靴下をやたら重ね履きして大きくなった足に合う大き目の靴も買い、こんな事で効果が出るのか？と疑問を持つと効果がでないとの事。〝信じる物は救われる〟ってまるで宗教のようじゃないですか（笑）。とても私は素直な気持ちで取り組めそうではありませんでした。実際に冷えとりをやってる方の靴下なんて基本１０枚前後履いてるそうです。もしも自分がやってみるとしたら……履く順番を考えるのと洗濯の事を考えるだけでストレス。
今号は思っていたのと違うちょっと期待はずれな内容でした。