タイタンの戦い 3D & 2D ブルーレイセット(2枚組) [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルタイタンの戦い 3D & 2D ブルーレイセット(2枚組) [Blu-ray]
発売日2010-10-06
監督ルイ・ルテリエ
出演サム・ワーシントン
販売元ワーナー・ホーム・ビデオ
JANコード4988135819871
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

購入者の感想

1980年に製作された同名タイトル映画のリメイク。
ギリシャ神話の英雄ペルセウスが怪物クラーケンから王女アンドロメダを救い出す話。

監督ルイ・レテリエ、主演サム・ワーシントン

まず最初にオリンポスの神々が着ている光輝く鎧を見て、どこかで見たような印象を受けた。
観終わった後に知ったのだが、監督ルイ・レテリエは「聖闘士星矢」の大ファンだそうで、神々の着ている聖衣(クロス)は、「聖闘士星矢」へのリスペクトを表しているとの事だった。(やっぱりそうだったのか・・・)

ギリシャ神話の英雄譚のはずが、神々の支配に対する人間の反乱がメインテーマみたいになっている。
やたらと支配とか抑圧に対する闘いという事が登場人物たちの口に上る。
やはりこれもギリシャ神話の衣をまとったハリウッド映画という事なのだろう。
サム・ワーシントン演じるペルセウスもまるでアメリカ軍の兵士の様にしか見えない。
様々な凶悪クリチャーと主人公たちが戦うのだが、ペルセウスは半神だからいいとして、普通の人間であるお供の兵士たちがあっけなく命を奪われていくのは、見ていてかなり哀れだった。
半神と怪物達の戦いに人間の入り込む余地などないという事だろうか。
クリチャーがほとんどCGで再現されていたせいかリアリティーという面で今一つだったような気もする。
ただ、最後に登場したクラーケンは従来のデザインと一線を画す造形になっており、ちょっとカッコよくなった気がする。

またストーリーが少し変更されてしまっていてるので、ギリシャ神話の英雄譚を知りたいと思って観ようとしている人にはあまりお勧めできない。
単にヒーローと恐ろしい怪物が戦う話を期待する人にはそれなりの娯楽になる作品だと思う。

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