Pleasure の感想

宮里陽太さんは、現在、山下達郎のライブサポートメンバーを務めている。
2012年3月11日の大分の山下達郎のコンサートで初めて彼のサックスを聴き、その音色のクリアさが印象に残った。
2014年8月25日の福岡での「山下達郎マニアックツアー」での彼のプレイは、音色の素晴らしさは相変わらずで、
そこに深み・風格・自信が加わり、素晴らしい演奏だった。
山下達郎さんの宣伝もあり、ライブ終了後に会場で本CDを購入。福岡から大分に帰る車中で聴く。
オーソドックスでありながらモダンな演奏で感激した。特に「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」での
ソプラノソックスは、美しすぎる。彼が作曲した曲の中では「ホライズン・ブルー」が特に印象深い。
渡辺貞夫さんの後継者としての地位を確立するのではないかと期待している。
最後に、宮里さんは、宮崎県都城市のご出身。九州人として、今後も応援します。

この人は全然、存じ上げなかったのだが購入して一発で気に入ってしまった。
名うてのﾘｽﾞﾑｾｸｼｮﾝをﾊﾞｯｸにしても一歩も引かず、ｱｯﾌﾟﾃﾝﾎﾟな曲ではそのﾃｸﾆｯｸを、
ｽﾛｳな曲では朗々と歌心を、持てる力を余すところなく披瀝している。
生で聴けたらきっと鳥肌が立つことだろう。（大阪にLIVEで来ないかなぁ）
そのﾌﾚｷｼﾌﾞﾙな腕前を買われて山下の達っぁんのLIVEでもｻﾎﾟｰﾄﾒﾝﾊﾞｰを務めている
らしい（全然知らなかった、SAXといえば土岐さんだとばかり・・・）。
Rock,Popsのﾌｨｰﾙﾄﾞでも一度聴いてみたい人なのだが、願わくばこれからもJazz畑
でｺﾝｽﾀﾝﾄに作品を聴かせてほしいとも思う。複雑・・・（苦笑）。

まさか、MOONレーベルからジャズがリリースされるとは。
何か不思議な感じです。
達郎氏はジャズにも精通してますから、当たり前かも知れませんが。

オーソドックスなモダンジャズです。
真っ向勝負の力作だと思います。
カバー曲の演奏はもちろん、オリジナル曲も素晴らしいです。
聴く時間も昼夜問いませんね。
音質はもちろん良いです。（達郎氏のMOONレーベルですからね）

これからはサンソンでもジャズのオンエアが増えることを期待します。それはないか（笑）。