ボーン・アルティメイタム [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルボーン・アルティメイタム [Blu-ray]
発売日2012-04-13
監督ポール・グリーングラス
出演マット・デイモン
販売元ジェネオン・ユニバーサル
JANコード4988102054496
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

購入者の感想

ストーリーやアクションは、
トリッキーで、
非常に工夫がこらされているのですが、

〝恋人に改心させられた〟
という事情があるにせよ、
あまりにもボーンが手加減しすぎです。

終始追いかけっこで、
銃器を持って自分を殺しに来た暗殺者も、
素手で倒そうとします。

結果的に殺しちゃうときもあるのに、
なんで手加減するのかというと、
格闘シーンを〝見せたいから〟です。

そして、その格闘シーンも、
カメラを揺らしすぎるので、
あざとさが目立ちます。

そのあざとさに気づいてしまうと、
他の逃げ回りアクションや、
物語上のあざとさにまで、
気づいてしまう。

トリッキーなアイデアで相手を翻弄するという部分に重きをおく監督さんのようで、
それを見せたい!!が勝ち、
展開に不自然さが目立ちます。

二回目の視聴くらいまでは、
表現のトリッキーさにごまかされて、
理解が追い付かず、
何となく楽しめてしまうのですが、
三回目の視聴くらいから、
一作目との評価が逆転していきます。

シンプルな一作目が、
いかに名作だったかを、
思い知らされるのです。

三作目にもなると、
CIA側のボーン暗殺の理由が、
建前とはいえ、
言いがかりのようになっていきます。

もしこんな凄い悪いことをしたら、
国家保安上危険だから殺せ!
みたいな感じ。

そら、そーだろ、
と、あきれてしまいました。

別にボーン以外の誰かでも、
国家に迷惑な行為をすれば、
当然、国家に迷惑はかかるだろ、と。

その理論なら、
世界人類を、
全員暗殺しなきゃならないのでは?
と思わされてしまうザル理論です。

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