ウィズ・ザ・ビートルズ・セッションズ の感想

セッションズということで2作品「ウィズ･ア･･」「ラバー･ソウル」でレヴューが被ってしまっています。
○【EGDR-0009。全40トラック(68:40)
税抜価格¥2,300】[ウィズ･ザ･ビートルズ]
オフィシャル作品で一番好きなアルバムが
[ウィズ･ザ･ビートルズ]なので私にとって期待どおりの本作品。
テイク違いの「ドント･バザー･ミー」「ホールド･ミー･タイト」も新鮮だがなんといってもイントロ付き(独盤で既出)の「オール･マイ･ラヴィング」ヴォーカル入るまでのこの緊張感は堪らない!「ホールド･ミー･タイト」は真剣にテイクを重ねているがアナウンスに思わず笑える。「ドント･バザー･ミー」ではジョージはいっぱいいっぱいで微笑ましい。
言い出したら切りがないのですが何しろ70歳近い私を10代の頃に戻してくれる貴重盤。
音質は悪いがボーナス･トラック「イット･ウォント･ビー･ロング」「プリーズ･ミスター･ポストマン」は私の頭の中でクリアに修正できるように感じます。
一般の御方には解説、歌詞、歌詞対訳付きのオフィシャル品のユニヴァーサル盤をお勧め致します。
○【EGDR-0010。全29トラック(71:09)
税抜価格¥2,300】[ラバー･ソウル]
Tr-01~Tr-14まではオフィシャル盤と同じ曲順で並んでいるがテイク違いで滅多に聴かない私でもエンディング位の違いは分かります。完成品として纏める前なのでわずかに長いのかもしれません。長くなっているので突然カットでエンディングを終えてしまうのは残念です。
Tr-15~Tr-27はこの時期LPに納めなかったシングル2曲(各3トラックずつでカラオケのようなものも有り)とアルバム内6曲のテイク違い。
Tr-28,29は解説によると未発表インスト曲。
という訳でしっかりオフィシャル盤を聴き込んだ人向けにはとても良いと思います。
~団塊爺い。