インモータルズ -神々の戦い- 3D&2D(デジタルコピー付) [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | インモータルズ -神々の戦い- 3D&2D(デジタルコピー付) [Blu-ray] |
発売日 | 2012-04-13 |
監督 | ターセム・シン・ダンドワール |
出演 | ヘンリー・カヴィル |
販売元 | ジェネオン・ユニバーサル |
JANコード | 4988102056261 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション |
購入者の感想
神話時代の古代ギリシアを舞台にしたアクション映画ですが、極めて美しい「絵画的」な映像と、様々な実験的な映像表現に魅了されます。
ルネサンス時代の絵画がそのまま動いているような(特にラストの映像!)特徴的な構図、カット割りに加えて、「黄金と漆黒」に統一された色彩感覚はアバンギャルドでさえあります、また神々の衣装や小道具もパリコレに出てきそうなくらい前衛的(聖闘士星矢っぽくもある(笑))
このあたりのこだわりはハンパじゃありません、個人的にはポセイドンの頭飾りが凄かったです(笑)
神に祈ったにも関わらず妻子を奪われ、神々を憎むハイペリオン(なんとミッキー・ローク!気づかなかった、貫禄つきましたね)が、かつてオリュンポスの神に敗れて地下に封印されたティターン族を甦らせるストーリー。
主人公は「半神」のテーセウス!
本物のギリシア神話ではあの怪物「ミノタウロス」退治で有名なギリシア神話の英雄ですね。
話の展開は定番ながら美しい映像美が堪能できます、また後半の神々の戦いでは、一転スローモーションを特徴的に多用した戦いが美しいです、「映像表現」という点では近年稀に見るアーティスティックな映画ではないでしょうか。
一時期、ハリウッドではギリシア神話ブームが起きました、古典的名作の「タイタンの戦い(古い方)」の様な、「神の庇護を受けた超人的ヒーロー像」ではなく、生身の人間として悩み苦しむ「人間視点」の切り口が流行しました、リメイクの方の「タイタンの戦い」やブラッド・ピットの「トロイ」を観ていただければ判ると思います。
本作では、そういう流行の「生身の人間的な(リアル志向の)ギリシア神話」ではなく、神々と人間が一体となって存在する世界が表現されています。
個人的には、ギリシア神話が大好きなので、本作のような「神が身近にいる世界観」の方が楽しいです。
流血や直接的な暴力描写もけっこう多いので、そういうのが苦手な人は注意した方が良いですが、映像の美しさはピカイチの逸品です。
ルネサンス時代の絵画がそのまま動いているような(特にラストの映像!)特徴的な構図、カット割りに加えて、「黄金と漆黒」に統一された色彩感覚はアバンギャルドでさえあります、また神々の衣装や小道具もパリコレに出てきそうなくらい前衛的(聖闘士星矢っぽくもある(笑))
このあたりのこだわりはハンパじゃありません、個人的にはポセイドンの頭飾りが凄かったです(笑)
神に祈ったにも関わらず妻子を奪われ、神々を憎むハイペリオン(なんとミッキー・ローク!気づかなかった、貫禄つきましたね)が、かつてオリュンポスの神に敗れて地下に封印されたティターン族を甦らせるストーリー。
主人公は「半神」のテーセウス!
本物のギリシア神話ではあの怪物「ミノタウロス」退治で有名なギリシア神話の英雄ですね。
話の展開は定番ながら美しい映像美が堪能できます、また後半の神々の戦いでは、一転スローモーションを特徴的に多用した戦いが美しいです、「映像表現」という点では近年稀に見るアーティスティックな映画ではないでしょうか。
一時期、ハリウッドではギリシア神話ブームが起きました、古典的名作の「タイタンの戦い(古い方)」の様な、「神の庇護を受けた超人的ヒーロー像」ではなく、生身の人間として悩み苦しむ「人間視点」の切り口が流行しました、リメイクの方の「タイタンの戦い」やブラッド・ピットの「トロイ」を観ていただければ判ると思います。
本作では、そういう流行の「生身の人間的な(リアル志向の)ギリシア神話」ではなく、神々と人間が一体となって存在する世界が表現されています。
個人的には、ギリシア神話が大好きなので、本作のような「神が身近にいる世界観」の方が楽しいです。
流血や直接的な暴力描写もけっこう多いので、そういうのが苦手な人は注意した方が良いですが、映像の美しさはピカイチの逸品です。