逆に病気を呼び込んでいる44の健康法 の感想

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　こういう、生活習慣と健康については、「厳密さ」「確実さ」を求めたら、いつまでたっても書き始められない、いつまでたっても書き終わらないことはわかっているのですが。
　しかしあえて言っておきたいのです。この先生だって、物事を一面からしか見ていない点で、病気になりたくないと極端な健康法を行っている人と同じ部分があるかもと。
　まだ学術的に確実な答えとは限らない事が、「〇〇である」という記載法で、ずばりと書かれています。つまりこの本に書かれてあることは、今後内容を変更するべきと言われてしまう可能性があるということです。
　真の健康なんて、寝過ぎず寝不足にならず、ある程度以上運動して、しかしある程度は休んで、バランスの良い食事をして、食べ過ぎず節食しすぎず、たばこを吸わずに酒を控えめにといった、どの位置を基準にして良いのかわからないようなあいまいさで構成されるので。各人ごとの基準、各人が考える「適切さ」が異なっている以上、書き手の意図は、かえって間違って伝わる可能性もあるのです。
　この本の使い方は、とにかく極端に健康について神経質になっている人にそっとわたすのが正しいのでしょう。すでに適切に健康な人があえてこの本を読んで混乱しても、かえって悪いと思います。

この手の本は何冊か読みましたが、この本はとても読みやすいです。
一つの常識と思われている健康法に対し、それを覆す内容を記載。
これがワンセットになっていて、このセットが繰り返されている。
そのため、隙間の時間を使って読むことを進めていくことができる。
そして、すぐに実践できるものばかり。
この手の本は、持論をズラズラと並べていく本が多いなかでとても学びやすく実践してみようとさせる本だと感じた。
この本をおススメしたい方は、
ダイエットに失敗したことのある人や健康志向の強い人です。
あなたの常識を覆し、真の健康へと導いてくれる本です。