Punch の感想
参照データ
タイトル | Punch |
発売日 | 2008-03-10 |
アーティスト | Punch Brothers |
販売元 | Nonesuch |
JANコード | 0075597998283 |
Disc 1 : | Punch Bowl The Blind Leaving the Blind Mvt 1 The Blind Leaving the Blind Mvt 2 The Blind Leaving the Blind Mvt 3 The Blind Leaving the Blind Mvt 4 Sometimes "Nothing, Then" It'll Happen |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ロック |
購入者の感想
パンチ・ブラザーズのデビュー作であり、挑戦的かつ意欲的な作品です。注目はやはり4つの楽章(movement)からなる約40分の大作「The Blind Leaving The Blind」。昨年リリースされた彼らのDVDで僕はこの大曲を知り、本アルバムを買ったものの、ある程度の心の準備が必要と勝手に構えてしまい、今日ようやく聴けました。結論から言えば、「The Blind Leaving The Blind」は思いのほか“敷居の低い”作品です。シーリーの離婚を扱ったと言われていますが、タイトルや歌詞にはなるほどと思うものがあります。でも、なにより音楽面での素晴らしさが心を包み込んでくれる。絶妙な緩急と気づかぬ速さでの拍表裏の入り繰りによる見事なダイナミズム、5人の巧みなコンビネーションにより表現される感情の様々な在り様、本当に見事です。音楽と気持ちが一緒に流れていき、自然と時間が経っていく、そんな4つの楽章達です。他には、動と静のどちらのテンションもスリリングな7、メロディーが優しい8の美しさが好きです。
5人が並ぶ写真はプラスチックケースの外の紙製部分で、本来のジャケ写真はちょっと妙なイラスト。意図的なちぐはぐさは、何となく彼ららしい気も。コマーシャルな作品とは思いませんが、気軽に聴いてちょっと驚いてみてはどうでしょうか。オススメします。
5人が並ぶ写真はプラスチックケースの外の紙製部分で、本来のジャケ写真はちょっと妙なイラスト。意図的なちぐはぐさは、何となく彼ららしい気も。コマーシャルな作品とは思いませんが、気軽に聴いてちょっと驚いてみてはどうでしょうか。オススメします。