去年マリエンバートで 4Kデジタル修復版 [DVD] の感想
参照データ
タイトル | 去年マリエンバートで 4Kデジタル修復版 [DVD] |
発売日 | 2019-07-05 |
監督 | アラン・レネ |
出演 | デルフィーヌ・セイリグ |
販売元 | KADOKAWA / 角川書店 |
JANコード | 4988111295729 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
これはもうかなり古い映画だが、ぼくは新しい映画と呼んでいる。新しい映画には「去年マリエンバード」の他に「双頭の鷲」「羅生門」「東京物語」「黒い罠」「夜行列車」「情事」「皆殺しの天使」「水の中のナイフ」「召使」「アルファヴィル」「バルタザールどこへいく」がある。いずれの映画からも、現在でもたくさんの映画作家に継承されている重要な映画言語が生まれている。
「去年マリエンバード」では、死を考察している。静止した時間。つまり誰かが死んでいる。だが、ロブグリエやレネは誰が死んでいるのか関心がない。彼らの関心は、死を契機に時間軸を喪失した、体内で起こる記憶のパラドックスの描写だ。そうは言いながらも、途中で必ず寝てしまうため、この映画を最後まで見たことがない。
「去年マリエンバード」では、死を考察している。静止した時間。つまり誰かが死んでいる。だが、ロブグリエやレネは誰が死んでいるのか関心がない。彼らの関心は、死を契機に時間軸を喪失した、体内で起こる記憶のパラドックスの描写だ。そうは言いながらも、途中で必ず寝てしまうため、この映画を最後まで見たことがない。