コーション の感想

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4年半ぶりのアルバム。結論から言うと懐かしさも感じられる円熟味の一枚だ。
マライアも20才でデビューしてから28年たち、もう48才に。長いね。
出したアルバムはクリスマスの2枚を入れて14枚。他にサントラも。ベストアルバムは今回の日本オリジナル版も入れて7枚も出してるのが凄い。さらに全米ナンバー1の曲は実に18曲！これはなんとビートルズに次ぐ曲数！でエルビスやマイケルをも抜いているそう。実は凄いシンガーです。デビューから聞いていて、自分ももう知らない間に還暦に、、とその時代ごとに音楽の聴き方も変わっていて感慨深いものがある。
最初はこの若さで凄いシンガーが出てきたものだと驚いたもので、将来いったいどんなアーティストになっていく楽しみだと感じていたが、、それから28年。
今回のマライアはヒップホップも数曲あるが、年相応というか円熟味のある聞かせるマライアがあるのが嬉しい。あの透き通る声といつものアレンジングが心地よい。やはり安心させてくれる1枚だ。
私生活は色々あって、3度の結婚離婚を繰り返したり、躁うつ病になったり、そのせいで激太りの繰り返しなど波乱万丈の様だが、それとは別に一発屋の多い業界でこれからも息の長いアーティストとして、どういった円熟味のマライアを見せてくれるのかが楽しみではある。
今後もやはりダウンロードでなくアルバムを購入してしまうだろう。