CBT・医師国家試験のためのレビューブック 内科・外科 の感想

レビューブックは２年おきに改定されているので、前回版は2018-2019となります。
今回の改定の目玉は「CBT出題項目に〜（下波線）が追加されたこと」でしょう。
CBT対策にはさらにもってこいの一冊となりました。
一冊でCBTから国試まで十分対応できる良書の完成形だと思います。
一方で、完全大血管転位症、TA、Ebstain病やてんかんなどの先天性疾患は「レビューブック小児科に記載」と一言あるのみで丸々内容がカットされてしまいました。
病棟に一冊だけ持っていく本として使っている人や、辞書がわりに使っている人にとっては大変使いにくくなり、レビューブック小児科も買わざるを得なくなってしまいました。（買うことには抵抗はありませんが、「この疾患は先天性だから小児科だな」などといちいち考えるのが大変なストレスです。）
次の改定では先天性疾患もしっかりと収録されることを強く望みます。