Ice Jewels(アイスジュエルズ)Vol.11~フィギュアスケート・氷上の宝石~羽生結弦スペシャルインタビュー(KAZIムック) の感想

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参照データ

タイトルIce Jewels(アイスジュエルズ)Vol.11~フィギュアスケート・氷上の宝石~羽生結弦スペシャルインタビュー(KAZIムック)
発売日2019-12-04
販売元舵社
JANコード9784807296422
カテゴリ » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » スポーツ

購入者の感想

7ヶ月ぶりのIce Jewelsは、羽生選手の試合の演技中はもちろん練習中の一瞬を切り取った表情かつFaOIの2つのプログラムの写真が素晴らしかった
とくに"Crystal Memories"のY字バランスは「いったい関節どうなっている?」と思うほど脚がまっすぐで人間離れした美しさがある
「残酷な天使のテーゼ」のかっこいいポーズも決まっている(ちなみにこれは腕が長く関節の可動域が広い人にしかできなさそうだ)
また、羽生選手の長いインタビューはここでしか読めない
技術の話が面白く、ジャンプの取組が変化したことも彼の長年の研究の成果だろう
今の羽生選手を記録に残しておくためにも必須の本だと思う
「ロシアのフィギュアスケート界」も毎回興味深く読んでいるシリーズである

さて、ちょうどトリノGPFが終わり、得点について不思議に思った人も多いだろう
そういう方に対しては「最新ルール解説」のページがある
ただし、これは単なるルールブックの解説であり、それをどう運用するかはジャッジしだいで、そのジャッジングに対しての説明責任はないことが肝である
羽生選手のFSで綺麗に決まった4Lzを例にとろう
ライバル国の元オリンピック金ダリオストが「滑らかで高さ飛距離とも申し分ない」と感嘆した4Lzである
ジャンプの評価には6項目がありそのうち5項目が満たされれば+5の出来栄え点(GOE)が与えられる
入りも着地もなめらかで空中姿勢は軸がまっすぐであり、高さは優勝した選手より20cmも高い
しかし+1や+3の評価しか与えないジャッジが複数いた
ちなみに+3の評価はわが国のジャッジで、綺麗に決まった4Sにも+1しか出していない
ナショナルバイアスは欠片もない(かえって逆ナショナルバイアスかもしれないが)
転倒してもいないコンボジャンプにー5をつけたり、PCSでもジュニアなみの点をつけたジャッジもいる
これを見ても分かるように、要はジャッジの思うがままのGOEを1つのエレメントに対して10点の幅でつけられるということである

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