フォルティッシモ - PSVita の感想

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原作のビジュアルストーリーからのファンで購入しました。
まだ1人のキャラクターですが、通常END 肉食END BADENDを一通りクリア。
乙女ゲームのプレイ経験が少なくてCERO Dは初めて、というかCERO〜という言葉自体が分からなかったので調べましたが、個人的に肉食ENDは予想以上に表現が生々しくて苦手でした。
通常ENDは面白かったです！

BADENDですが、ストーリーが酷すぎてせっかく好きなキャラクターなのに見る目が少し変わってしまいました。
例えば、お互い仕事を優先してすれ違い 最終的にはお互いの立場を考えて別れることになってしまう…みたいな展開を予想しましたが、実際は自分が構ってもらえなくなるとすぐに目移りするような最低な男になっていたので驚き。
もともと好きな人が居るのはストーリーとしてありだとは思いますが、BADENDの攻略対象の好感度をここまで下げるオチはどうなんでしょう？
他のキャラクタールートもこんな感じなのでしょうか。
通常END→BADEND→肉食ENDの順番で進んだものの、BADENDでモヤモヤが生まれたことで肉食ENDでどんなセリフを言われても響かなかったです。
今後他のキャラクターを攻略していくうえで、BADENDを先に開いておこうかとも考えましたが、BADENDで下がった好感度はあとに引きずるのでいっそ最初から無い方がいいと思いました。

誤字脱字と、シリアスなシーンでの表情が明らかに間違っていたり、シーンごとの設定が矛盾している箇所(最初から楽屋にメンバーが2人居て主人公も声をかけているのに何故か途中置いていかれた〜という会話等)があったのも気になりました。
他には気になるか気にならないかレベルかもしれませんが、登場回数の多いキャラクターの関西弁のイントネーションに違和感がありすぎて話に集中出来なかったです。

操作しやすい便利なシステム、大まかなストーリー展開も面白くて、ウダジョ先生のイラストも綺麗なだけに残念な点が目立ちます。