内科学(分冊版) の感想

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いろんな意味で昔に比べて進歩しているなあというのが感じられる１冊です。図表や写真も意外と多く、分子生物学的なことやら最近の知見もくわしくかかれているのですが、文章の部分がおおくて、そっちの知識がないと頭がついていかず爆発してしまいそうです。疾患の数も増えたしいろいろ知見も爆発的に増えているなかでおさまるように多くの内容を正確簡潔に書いておられるので、自分の詳しい分野についてはぐいぐい引き込まれていく反面、苦手な分野についてはたじろぐことも多々あるかも。内科医としてはいろいろ蓄積させていったあとで自分の分野だけでもいろいろと知識を深められる『大人の内科学書』といったかんじでしょうか（自分ももちろんしっかりわかっているわけではないけど）。医学生のときにいきなりこれから入ると内科に挫折するでしょうね。