やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (14) (ガガガ文庫) の感想
参照データ
タイトル | やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (14) (ガガガ文庫) |
発売日 | 2019-11-19 |
製作者 | 渡 航 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784094517811 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
幾度も延期を重ねてやっと発売された14巻ですが、読み終わった後の印象としては「作者様は物語の収拾がつかなくなっていたのでは?」でした。
断片的にしか触れられていなかった雪乃と葉山の過去や葉山の好きな人Yなど、読者が気になっていたであろう謎が明かされることはなかったですし、主人公たちに問いかけをする役回りの陽乃に関してもあまり上手く使いこなせていなかったのか、妹にちょっかいをかける嫌な奴という単なるヘイト要員のまま終わってしまったように思えます。
私は本当にこの作品が好きで、尚且つ何度も延期があったためどんなラストを迎えるのかという期待も大きかったのですが、青春ラブコメの金字塔とも言える人気作品の締め方としては無難すぎるようにも感じました。
しかし、逆に言えばラノベにありがちな無駄に引き伸ばして最後に意味不明な終わり方をしたというわけではありませんし、文章としての完成度や面白さは健在だったので、読んでいて退屈に感じることはないと思います。
本筋のストーリーはこれで完結ですが、短編集などで俺ガイルは続いていくそうなので、そちらでは序盤のような魅力的なキャラクターたちの楽しいお話を期待したいです。
断片的にしか触れられていなかった雪乃と葉山の過去や葉山の好きな人Yなど、読者が気になっていたであろう謎が明かされることはなかったですし、主人公たちに問いかけをする役回りの陽乃に関してもあまり上手く使いこなせていなかったのか、妹にちょっかいをかける嫌な奴という単なるヘイト要員のまま終わってしまったように思えます。
私は本当にこの作品が好きで、尚且つ何度も延期があったためどんなラストを迎えるのかという期待も大きかったのですが、青春ラブコメの金字塔とも言える人気作品の締め方としては無難すぎるようにも感じました。
しかし、逆に言えばラノベにありがちな無駄に引き伸ばして最後に意味不明な終わり方をしたというわけではありませんし、文章としての完成度や面白さは健在だったので、読んでいて退屈に感じることはないと思います。
本筋のストーリーはこれで完結ですが、短編集などで俺ガイルは続いていくそうなので、そちらでは序盤のような魅力的なキャラクターたちの楽しいお話を期待したいです。