網状言論F改―ポストモダン・オタク・セクシュアリティ の感想
参照データ
タイトル | 網状言論F改―ポストモダン・オタク・セクシュアリティ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 東 浩紀 |
販売元 | 青土社 |
JANコード | 9784791760091 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般 |
購入者の感想
オタクをテーマに開かれたフォーラム、そのプレゼン&対談を文章化したもの。東浩紀、竹熊健太郎、斎藤環、小谷真理らオタク学(?)においてはおなじみの面子がそろってる。
内容は生粋のオタクにとっては多分「もう知ってるよ」/「それはちょっと違う」だと思うが、オタクというもののカテゴリーとそのパースペクティブを知る/再確認するという点ではよいのではないだろうか。決定版ではないけれども、いわばオタクの自己言及のため言説本じゃないだろうか。
オタクニューカマーにとっては入門本にしてもいいし、それ以外の人は理論武装や議論のネタとしてもいいだろう。だが、内容が清新で画期的かというと、首肯できないところがある。
だが、個人的にはオタク自身がなかなか気づきにくい「セクシャリティ」を問題にしていたのは、それなりに意義のあることだと思う。
内容は生粋のオタクにとっては多分「もう知ってるよ」/「それはちょっと違う」だと思うが、オタクというもののカテゴリーとそのパースペクティブを知る/再確認するという点ではよいのではないだろうか。決定版ではないけれども、いわばオタクの自己言及のため言説本じゃないだろうか。
オタクニューカマーにとっては入門本にしてもいいし、それ以外の人は理論武装や議論のネタとしてもいいだろう。だが、内容が清新で画期的かというと、首肯できないところがある。
だが、個人的にはオタク自身がなかなか気づきにくい「セクシャリティ」を問題にしていたのは、それなりに意義のあることだと思う。