([い]4-1)風待ちのひと (ポプラ文庫) の感想

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　四十九日のレシピにつづいて、2冊目です。　前作がよかったので、2匹目のどじょうを狙って、買いました。
期待どおり、心が癒される作品でした。
喜美子さんみたいな女性、私にとって理想の女性です。嫉妬と応援したくなる気持ちと、入り混じった不思議な気持ちで読んでました。
都会での生活で、心が傷ついた主人公が、田舎で、そこに住む人々との出会いを通じて再生する。いろんな小説家が、書いてるテーマですが、多くの読者が、救いを求めてるんだと思います。便利さより、ゆったりとした時間のなか生活できる暮らしを。かくゆう私も、東京で20年以上暮らし、いまは故郷の群馬に戻ってます。