マラソンは毎日走っても完走できない 角川SSC新書 の感想
参照データ
タイトル | マラソンは毎日走っても完走できない 角川SSC新書 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小出 義雄 |
販売元 | 角川SSコミュニケーションズ |
JANコード | 9784047315068 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » スポーツ |
購入者の感想
一般の市民ランナーを対象にマラソン(10km、ハーフ、フル)の練習方法について述べた本。既にジョギングを始めてだいぶ経つがフルマラソンを「完走」できない、あるいは、どうしても4時間切りを達成できない、という人にオススメ。また、それなりのタイムで完走できる人でも、マラソンの練習に必要なこと、練習メニューの作り方、大会直前の調整方法、等々、いろいろ参考になると思う。
全5章構成。各章タイトルは「走るための準備を整える」「脚と心肺に負荷をかける」「レース出場に向けた練習メニューづくり」「メダリストたちのコンディショニング」「マラソン大会を走る」。文章は完全な口語体、専門用語もあまり使われておらず、一般の市民ランナーを対象とした講演会のような雰囲気で大変読み易い。新書としても薄めなので、サッと読める。
本書に示されているマラソン練習法のキモは「脚と心肺に負荷をかける」こと。初級レベルのランナーにも、インターバル走やビルドアップ走等、本格的なトレーニングを積極的に行わせている(ただし、走るペース自体は遅め)。そのため類書と比較すると、ややキツめの練習メニューが掲載されている。
小出監督の独特の語り口に、つい乗せられてしまう(笑)。「この本のメニューを参考に練習してみよう!」と鼻息荒くなること請け合い。「何故こういった練習をするのか」についても平易に語られているため、自分なりに練習メニューをアレンジできそうな気がしてくる。彼の術中にハマり、その気にさせられてしまっただけなのかもしれないが…、ここは一丁騙されてみようかと思う(笑)。
全5章構成。各章タイトルは「走るための準備を整える」「脚と心肺に負荷をかける」「レース出場に向けた練習メニューづくり」「メダリストたちのコンディショニング」「マラソン大会を走る」。文章は完全な口語体、専門用語もあまり使われておらず、一般の市民ランナーを対象とした講演会のような雰囲気で大変読み易い。新書としても薄めなので、サッと読める。
本書に示されているマラソン練習法のキモは「脚と心肺に負荷をかける」こと。初級レベルのランナーにも、インターバル走やビルドアップ走等、本格的なトレーニングを積極的に行わせている(ただし、走るペース自体は遅め)。そのため類書と比較すると、ややキツめの練習メニューが掲載されている。
小出監督の独特の語り口に、つい乗せられてしまう(笑)。「この本のメニューを参考に練習してみよう!」と鼻息荒くなること請け合い。「何故こういった練習をするのか」についても平易に語られているため、自分なりに練習メニューをアレンジできそうな気がしてくる。彼の術中にハマり、その気にさせられてしまっただけなのかもしれないが…、ここは一丁騙されてみようかと思う(笑)。