行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書) の感想

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参照データ

タイトル行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)
発売日販売日未定
製作者友野 典男
販売元光文社
JANコード9784334033545
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学

購入者の感想

「行動経済学(経済は感情で動いている)」を読んだ。

この本によれば、人は損得勘定だけではなく、直感や感情も含めて選好しているのだという。
行動経済学の理論、効果には次のものがある。

1.ヒューリスティクス

人は、意思決定にヒューリスティクス(直感)を使用する。
ヒューリスティクスには、一定のバイアス(偏り)が含まれる。
ヒューリスティクスには、次の代表的な例がある。

利用可能性 ・・・ 知っているもの、イメージしやすもの、具体的なものを優先して判断材料にする。
代表性 ・・・ 一部の典型的な事象を、あたかも全体の事象として判断材料にする。「リンダ問題」
アンカリング ・・・ 初見の情報を基準とし、それに調整したものを判断材料にする。

2.プロスペクト理論

人は絶対値ではなく、相対的な変化に反応する。
例えば、年収100万円の人が300万円になれば喜ぶし、年収500万円の人が300万円になれば悲しむ。同じ300万円なのに。
プロスペクト理論には次の特徴がある。

参照点依存性 ・・・ 参照点からの移動が価値をもたらす。
感応度逓減性 ・・・ 小さな変化は大きな感応度をもたらし、大きな変化は小さな感応度をもたらす。
損失回避性 ・・・ 損失は、利得よりも強く評価される。

最後の損失回避性によってもたらされる行動の変化には次の3つがある。

確実性効果 ・・・ 人は確実なことを特に重視する。
保有効果 ・・・ 人は所有しているモノや状態を、相場よりも高く評価する。
現状維持バイアス ・・・ 人は現在の状態から変わることを回避する傾向にある。

3.フレーミング効果

人はまったく同じ内容を見ても、状況や理由によって違うように受け取る。
例えば、同じ金額でも「2割引」と「1万円の値引き」では、売れ行きが違ってくる。
フレーミング効果には、次のものがある。

初期値効果 ・・・

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