世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方 ハーバード、Google、Facebookが取りくむマインドフルネス入門 の感想
参照データ
タイトル | 世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方 ハーバード、Google、Facebookが取りくむマインドフルネス入門 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 荻野 淳也 |
販売元 | 日本能率協会マネジメントセンター |
JANコード | 9784820749493 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス実用 » 仕事術・整理法 |
購入者の感想
日本でも「マインドフルネス」が一般的になってきまして、2017-18年の段階で多くのビジネス本に取り上げられています。
この本のノウハウ部分をまとめると、日本でも古くから読まれ、実践されてきた「丹田式呼吸法」「野口晴哉の整体」あたりの意識を修練し、リラックスした状態をつくるメソッドあたりに、落ち着きます。
それはそれとして、なぜこんなことが流行っているのか。数冊読んで、有識者に聞いた話をまとめると以下です。
1 「マインドフルネス」とは「再、動物化、自然化」である。
2 「人間」は未来や、過去のことを考えることに時間を使いすぎている。これは積み重ねで勝負する「近代」では機能したが、今の不連続な時代における「不幸」のモデルである
3 つまり「今、ココに集中して最大限、能力を出せる」「今、ココを味わいつくす」要は「動物的」なアビリティが、現代における「幸せ」「成功」の前提である。
googleやappleに代表されるシリコンバレーのトップクラスは、この価値観とも言うべき、考え方の方向性、流れを相当前の段階(30年以上前)で捉えていて、未だにそのようなマインドセットが当たり前に残っているということでは、ないでしょうか。
この本には、HOWはあるのですが、なぜ、どうして「トップエリート」がそんなことをしないといけないのかという深い背景にリーチできていない気がしました。
なので、背景、文脈がないと読後、読者が「生活全般へのアプローチ」を変えるほどの「動機付け」「共感」には至らず、「とりあえず瞑想を始めてみますが、長続きしない」を大量に生み出すのではないかなと思いまして、「2」としました。
この本のノウハウ部分をまとめると、日本でも古くから読まれ、実践されてきた「丹田式呼吸法」「野口晴哉の整体」あたりの意識を修練し、リラックスした状態をつくるメソッドあたりに、落ち着きます。
それはそれとして、なぜこんなことが流行っているのか。数冊読んで、有識者に聞いた話をまとめると以下です。
1 「マインドフルネス」とは「再、動物化、自然化」である。
2 「人間」は未来や、過去のことを考えることに時間を使いすぎている。これは積み重ねで勝負する「近代」では機能したが、今の不連続な時代における「不幸」のモデルである
3 つまり「今、ココに集中して最大限、能力を出せる」「今、ココを味わいつくす」要は「動物的」なアビリティが、現代における「幸せ」「成功」の前提である。
googleやappleに代表されるシリコンバレーのトップクラスは、この価値観とも言うべき、考え方の方向性、流れを相当前の段階(30年以上前)で捉えていて、未だにそのようなマインドセットが当たり前に残っているということでは、ないでしょうか。
この本には、HOWはあるのですが、なぜ、どうして「トップエリート」がそんなことをしないといけないのかという深い背景にリーチできていない気がしました。
なので、背景、文脈がないと読後、読者が「生活全般へのアプローチ」を変えるほどの「動機付け」「共感」には至らず、「とりあえず瞑想を始めてみますが、長続きしない」を大量に生み出すのではないかなと思いまして、「2」としました。