むかしむかしの絵本の挿し絵 ヴィクトリア朝の挿し絵300点とそのエピソード の感想

目次より

1．絵本へのいざない…始まりなので作者の長文とまずは軽～くという感じ。でも大きい絵もすでに登場。
2．ABCを学ぶ…アルファベットがモチーフとなっているカラー絵を約25頁にわたって収録。
3．珠玉のマザー・グース…おなじみのテーマを約30頁にわたって。有名な「コマドリ」がラスト4頁に収録。
4．おとぎ話と寓話…「ジャックと豆の木」「アラジン」や「ペロー童話」の多くを約40頁収録。ハイライトの1つか。
5．小説、歴史書、アンソロジー…「ロビン・フッド」「ガリバー」「アリス」他はあまり知られてない話が多い。
6．クリスマス・ブック…クリスマス関連の話やサンタの絵が当然多い。が、思ったより頁が少ない。約15頁。
7．しつけのための教訓物語…子供たちだけでなく動物に関する絵も多い。蛇足的だがマニアには受けます！

ほぼ全部の挿絵がカラーで頁いっぱいの絵も多数収録されているので見ごたえあります。
ただ絵の話や場面の内容の説明があまりないので表紙のような絵がただただ好きという人にお勧めです。