バッハ:ゴルトベルク変奏曲 の感想
参照データ
タイトル | バッハ:ゴルトベルク変奏曲 |
発売日 | 2000-06-21 |
アーティスト | レオンハルト(グスタフ) |
販売元 | ワーナーミュージック・ジャパン |
JANコード | 4943674018048 |
Disc 1 : | ゴルトベルク変奏曲BWV988 - アリア ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第1変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第2変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第3変奏 同音のカノン ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第4変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第5変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第6変奏 2度のカノン ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第7変奏 ジグのテンポで ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第8変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第9変奏 3度のカノン ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第10変奏 4声のフゲッタ ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第11変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第12変奏 4度のカノン ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第13変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第14変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第15変奏 5度の(転回)カノン ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第16変奏 序曲 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第17変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第18変奏 6度のカノン ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第19変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第20変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第21変奏 7度のカノン ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第22変奏 アラ・ブレーヴェ ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第23変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第24変奏 8度のカノン ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第25変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第26変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第27変奏 9度のカノン ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第28変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第29変奏 ゴルトベルク変奏曲BWV988 - 第30変奏 クォドリベット ゴルトベルク変奏曲BWV988 - アリア |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » クラシック » 室内楽・器楽曲 |
購入者の感想
たしかゴールトベルクと名乗るチェンバロ奏者が、不眠症の伯爵が眠りにつける曲をバッハに依頼した、という話ですが、この曲眠れません。最後の最後に目覚ましがなります。かなりけたたましく。
私はこの曲をドライブのBGMとして愛聴しています。どの季節にも合いますが、一番のおすすめは、春です。ゴールトベルク変奏曲を聴きながら桜並木をドライブしてみてください。最高ですよ。ちりぎわとか、ピッタリです。神秘的な美の世界へ入ってしまいます。
私はこの曲をドライブのBGMとして愛聴しています。どの季節にも合いますが、一番のおすすめは、春です。ゴールトベルク変奏曲を聴きながら桜並木をドライブしてみてください。最高ですよ。ちりぎわとか、ピッタリです。神秘的な美の世界へ入ってしまいます。
さすがに名曲だけあって、有名なグールドの新旧録音をはじめ、チェンバロ、弦楽合奏、ギター等、様々な楽器による録音がある。古くはヴァルヒャ、レオンハルト、最近ではペライア、シフなど、名盤も目白押し。昨今の古楽器もそうだが流麗でスマートな演奏が主流を占めるなか、このリヒターのいかにも謹厳実直といったスタイルは時代遅れと感じるリスナーも多いのではないか。テクニックの難を挙げる批評家もいれば、重厚さに加えて、77分という演奏時間は長くて聴きにくいという意見もある。それでもこの演奏が不朽の名盤であることに変わりはない。
この曲は主題のアリアから始まってアリアで終わる。その間に挟まれた30の変奏を合わせた全32曲が高度の対位法によって複雑、且つ緻密に構成されている。この演奏を聴くとそれがよく分かる。音楽的な美しさ、格調の高さも比類がない。リヒターのように堅実なアプローチでバッハの内声を語らせる演奏は今や聴くことができなくなってしまった。
この演奏は精神の集中を強いる。BGMのように聴き流すことはできないので、とっつきにくいと思われるかもしれないが、その分だけ得るところは多いのではないか。1970年4月、ミュンヘンにおけるスタジオ録音。
この曲は主題のアリアから始まってアリアで終わる。その間に挟まれた30の変奏を合わせた全32曲が高度の対位法によって複雑、且つ緻密に構成されている。この演奏を聴くとそれがよく分かる。音楽的な美しさ、格調の高さも比類がない。リヒターのように堅実なアプローチでバッハの内声を語らせる演奏は今や聴くことができなくなってしまった。
この演奏は精神の集中を強いる。BGMのように聴き流すことはできないので、とっつきにくいと思われるかもしれないが、その分だけ得るところは多いのではないか。1970年4月、ミュンヘンにおけるスタジオ録音。
ゴールドベルク変奏曲はグールドが81年に録音したアルバムも持っていますが、それよりレオンハルトが
76年に録音したこちらのアルバムの方が癒やされます。使われているチェンバロが1975年パリで作られた
ウィリアム・ダウド製。これは1730年頃のブランシェ・モデルという歴史的な名器の再現と言うことも
あって、その音色は現代ピアノとは違う豊かさを持っています。
グールド盤は当時最新鋭の機器でデジタル録音されたもののSACDシングルレイヤー盤(SRGR-743)、
対するラインハルト盤はアナログ録音をDSDマスタリングしたSACDハイブリッド盤(BVCD-34060)、
SACDでの比較では音質的に互角でした。ただ80年代のデジタル録音より70年代最後のアナログ録音の
方が音が良いと言われています。しかもマスタリングがAD変換時の精度が高いDSD方式ですから、この
アルバムの音質は相当なものです。CDレイヤーの音も聴いてみましたが、やっぱり艶が違いました。
SACD再生環境をお持ちの方は、是非このアルバムを聴いてみて下さい。
76年に録音したこちらのアルバムの方が癒やされます。使われているチェンバロが1975年パリで作られた
ウィリアム・ダウド製。これは1730年頃のブランシェ・モデルという歴史的な名器の再現と言うことも
あって、その音色は現代ピアノとは違う豊かさを持っています。
グールド盤は当時最新鋭の機器でデジタル録音されたもののSACDシングルレイヤー盤(SRGR-743)、
対するラインハルト盤はアナログ録音をDSDマスタリングしたSACDハイブリッド盤(BVCD-34060)、
SACDでの比較では音質的に互角でした。ただ80年代のデジタル録音より70年代最後のアナログ録音の
方が音が良いと言われています。しかもマスタリングがAD変換時の精度が高いDSD方式ですから、この
アルバムの音質は相当なものです。CDレイヤーの音も聴いてみましたが、やっぱり艶が違いました。
SACD再生環境をお持ちの方は、是非このアルバムを聴いてみて下さい。